-
サービス精神
フィンランドの国家としての力、又住みやすさということではこのところ世界のトップの評価を得ているようだ。私はまだたった3年目のおつきあい、知ったかぶりはやめよう。「おや」と思った経験を書いてみる。 あるピアノのソリストがアメリカからやってき... -
指揮者の仕事
いきなり、本題に入るが、指揮者の仕事ほど外から不明瞭なものはないと思う。音を出さない音楽家、その視点から見れば パフォーマンスが重視され何かしら視覚に訴える表現のクリアーさ、が大切のように思われよう。しかし、である。それ―指揮―は本来ボデ... -
アンサンブルイリス第二回目を終えて
本日9月13日 アンサンブルイリスの第二回演奏会を無事終えた。総勢18名、そしてソリストを迎えての今回のアンサンブル、暖かな教会の光の中でフィンランドと日本の作品が響いた。詳しいレポートは コンサートマスター ペトリ カスケラ氏やお客様のコメ... -
音
耳という器官、意識しても機能を止めることはできない。聞きたくないものに対しては、耳栓、耳をふさぐなどなど、能動的な行為を必要とする。息を止めて悪臭を避ける、又は見たくないものは目を閉じる、などとは根本的に違う機能。これが問題である。 オ... -
3回目のフィンランドの秋を終えて
8月27日からフィンランド、ラハティに来ている。研修の準備に訪れた2000年秋から3度目の同じ季節を数える。今年の夏も昨年に続き 長く、又太陽の恵みの多かった夏だったーと楽員の日焼けした顔から笑顔の思い出話をたくさんもらった。ラハティ響の夏休み... -
Kiitos!
多くの皆さんのご協力を得られて、この<森と湖の詩>が始まる。 フィンランドでの深く暖かく厳しい経験を経て自分の音楽活動を改めて振り返るこのごろ、感謝を込めてタクトを振りつづけようと思う毎日である。 札幌で育ったあの冬の日々がなければ、今... -
Ensemble Iris 2001 アンサンブルイリス 2001年
アンサンブルイリス 20012001年8月17日(金) 19時半開演 リスティン教会 ラハティ 2000年10月20日から1年間の研修も最後の季節を迎える頃、研修の成果として、又それまでに巡り会った素晴らしい仲間達と何か演奏会を企画したいと思いました。早... -
Oulunsalo soi 2006 オウルンサロ音楽祭2006年
<オウルンサロ音楽祭2005> 7月30日良く晴れた日にオウルウ空港に到着。夕方からウェルカムパーティがありました。出演者、お客様が集 まって和やかな静かな時を過ごしました。 会場となった、Oulunsalotalo オウルンサロホールです。白とグリーン... -
Lahti-Finland 2 ラハティ市の紹介 その2
<Pohjola-北欧紹介-フィンランド・ラハティ(2)> 冬から春に少しずつ変ろうとしているラハティに滞在中の今、現在の風景と街並みをご紹介します。今年は年末から非常に厳しい寒波が訪れたそうです。都市部ヘルシンキでさえ、マイナス30℃を記録したよ... -
Lahti-Finland ラハティ市の紹介
<Pohjola-北欧紹介-フィンランド・ラハティ(1)> 第1回目のご紹介はもちろんフィンランドのラハティ市。まずは概観から。2001年度のデータによると人口は97136人1905年にこの街ができた当初は2779人の人口。ヘルシンキから104...