エッセイ(終了)– category –
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ピアノ その1
今日は室内楽のコンサートを聴いた。ホルン・ピアノ・ヴァイオリンのトリオ。このメンバーはラハティ響のメンバーとエキストラで良く顔を見る若手達。我々のクワルテットのはじめの演奏の場でもあったアハティアランセウラクンタフオネという非常に長い名... -
英国訪問日記風に その3
カーディフベイという地域にBBCウェールズの放送局はあった。途中素晴らしい住宅街を抜けていく。石造りの2階建てで装飾を施した外観に美しい庭を持つ。まるで日本の新興住宅地の並び方のようなものなのだが、古くて趣のある建物が並んでいる。ティータイ... -
英国訪問日記風に その2
朝10時35分発のコーチ(長距離バス)で一路カーディフへ。バスに乗り込む時に又つかまった。インターネットで予約ができるe-チケットというもので往復の予約を取ってある。すでに料金の支払いなども確認できているもので印刷したものをドライバーに見せれ... -
英国訪問日記風に その1
3月4日早朝5時にラハティをバスで発った。ヘルシンキヴァンター空港に6時半に到着。チェックインを済ませ7時20分頃搭乗開始。初めてのブリティッシュエアウェイ。機長の挨拶で「当機出発遅れます・・・」というアナウンスがあってから睡魔に襲われそのまま... -
50歳
ラハティ響音楽監督のオスモ ヴァンスカ氏は今年50歳を迎えた。今月28日が誕生日。 フィンランドの風習で50歳の誕生日は盛大に行う。祝ってもらう本人がお客様を招いてご馳走などを振舞う。2年前私も友人の知人のパーティに同席させていただいた。(演奏... -
ラハティ雑感
昨日からフィンランド、ラハティ市のアパートに入った。今回は4月第2週までの滞在。前回の滞在は9月中旬までだったので5ヶ月ぶりとなる。さすがに3月を前にして、陽射しも暖かく長くなってきていた。そして寒さも思ったほど厳しくない。「今年の冬は厳し... -
指揮法講習会を終えて その3
さて最後の課題、変拍子である。2日目の午後、モデルバンドも代わり課題曲はコープランド作曲「エル サロン メヒコ」。これも実は昔録音をしているのだが、吹奏楽アレンジとオーケストラ原曲の拍子の書き方が一部異なるという大問題がある作品である。そ... -
指揮法講習会を終えて その2
ということで、2日目<作品の性格描写―組曲>へと進んだ。初日の夜は皆さんとの懇親会で楽しいひと時を過ごさせていただいた。日本酒党としては北国は誠に味わい深い土地だと感じるわけである。 課題曲としてカバレフスキーの「道化師」を取上げた。その... -
指揮法講習会を終えて その1
“変拍子 -その1-”のところにも書いたが、先週末は4回目のA県高校吹奏楽指導者講習会というところにお邪魔していた。指揮法の講習である。指揮は勉強することがあまりに多岐に渡るため、その内容は深くかつ広くということになる。しかしそ... -
変拍子 その3
リズムの基本単位、2と3、これをフィンランド人指揮者は「短い、長い―リュヒト、ピトカ」という二つの単語で楽員に伝達していた。5拍子や7拍子、又は4拍子であっても振り分けが2+3+3というリズムのこともあり指揮者は変拍子を言葉で楽員に説明する...