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弾く14
L.v.Beethoven piano sonata no.22 op.54. このソナタの作曲は、交響曲第2番と第3番に挟まれた1804年の事。そして21番のワルトシュタインと、23番の熱情ソナタに挟まれた2楽章構成のソナタらしからぬソナタ。小さきものながら、美しいというのが今回初めて... -
愛知室内オーケストラ第25回定期演奏会終演
ACO Twitter画像より 3月に予定していた第25回定期演奏会が延期され、10月8日無事に終演しました。(写真はACOのTwitter記事から)まずは、この状況下公演開催ができたこと、関係者の皆様すべてに感謝申し上げます。制作サイド、裏方のスタッフの皆さん本... -
Sibelius Academyリモート講義終了!
9月29日は、おそらく近年最大値の緊張感をもって準備を進めていた講義が無事に終了しました。フィンランドの唯一の音楽大学、シベリウス・アカデミーの吹奏楽指揮者コースから依頼が入り、「リモート講義をしてほしい」という打診が届いたのが今年の春はじ... -
弾く grieg3
かなりご無沙汰の弾くシリーズ。調子が悪くなってきたと感じるのは、自分で音を出していない時。明日の公演に向けても、整えておきたい。 グリーグの抒情小品集第4集を弾いた。 -
Jean Sibelius 命日なり
1957年9月20日午後9時15分、ジャン・シベリウスは脳出血により亡くなった。91歳。その二日前にアイノラ上空を、ツルの群れが飛ぶのをみているシベリウス。そのうちの1羽が群れから離れて、家の周りを一回りして、また群れに戻ったという風景が語られている... -
北欧音楽に関わる音楽人
先日、「ステーンハンマル友の会」主催の府中の夏 北欧の風音楽会2020partIに伺いました。ステーンハンマルは1871年~1927年を生きたスウェーデンの作曲家。こちらの会の主宰はピアニストの和田記代さん。(写真中央)スウェーデンの音楽の研究と演奏を長... -
30年ぶりの夏休み
ACO2020年公演 夏休みに入った。これほど本当にスケジュールが真っ白な夏は、高校生時代以来。音大に入り、卒業してもう一つ音大に入り、仕事を始めるようになり、この職業で何とか歩けるようになって数十年。もとい30年、8月に自宅待機の日々となったこと... -
弾く13
Beethoven piano sonata No.21 op.53 ようやく、この作品、この時期にたどり着いた。第21番、通称「ワルトシュタイン」。ベートーヴェンの創作時期の第2期とされる時期には、交響曲は第3番から第8番が並ぶ。ピアノ協奏曲第4番、第5番、そしてヴァイオリン... -
弾く-Grieg2-
抒情小曲集第2集、1883年作曲の8曲 第1曲「子守歌」、第2曲「民謡」、第3曲「メロディ」、第4曲「ハリング」、第5曲「スプリングダンス」、第6曲「エレジー」、第7曲「ワルツ」、第8曲「カノン」第1集よりも軽快、軽妙な作品が並んでいるように思う。演奏... -
弾く12
少しずつ進みます。作品49の2曲のソナタ(ソナチネ)は、1805年に出版されていますが、作曲のスケッチはほぼ10年前。そして1796年3月11日にプラハで作品49-2は演奏もしています。第19番、第20番という番号ながら世の中に生まれてきた時期は前であることは...