森と湖の詩日記(新田ユリ)– category –
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森と湖の詩日記(新田ユリ)謹賀新年2021
千葉寺大イチョウ2021年千葉寺参り明けましておめでとうございます。昨年の厳しい日々、一方ならぬお世話になりました。心より御礼申し上げます。新年早々の緊急事態宣言発令になりそうな空気の中、2021年が始まりました。いかがお過ごしでしょうか。年末... -
森と湖の詩日記(新田ユリ)雑感2020年のラストに
自分の音楽人生の中で、転機、あるいは前進へのきっかけとなるのは若い頃からいつも、素晴らしい実演を拝聴することからだった。私はあまりCDを聞かない。子供のころはもちろんレコードの時代だが、収集癖もない。中学生のころは図書館で借りてきて個人的... -
森と湖の詩日記(新田ユリ)ACOオピッツ特別演奏会終演
こちらのブログは大変ご無沙汰していました。10月から活動再開し、いろいろなことが続き、また締めの公演も続き、あっという間に年末のこの最大規模の公演を迎えてしまいました。まずは、多くのお客様をお迎えして開催できる運びとなったこと、関係者の皆... -
森と湖の詩日記(新田ユリ)骨太とは
新日本フィルハーモニー交響楽団Ruby#34今日は名古屋ではACOが初めてマエストロ下野竜也さんの指揮による公演だった。これは近年お世話になっているスポンサー、葵鐘会プレゼンツ公演の一つ。新旧ウィーン楽派を取り上げた刺激的なプログラム。お陰様で... -
森と湖の詩日記(新田ユリ)弾く14
L.v.Beethoven piano sonata no.22 op.54.このソナタの作曲は、交響曲第2番と第3番に挟まれた1804年の事。そして21番のワルトシュタインと、23番の熱情ソナタに挟まれた2楽章構成のソナタらしからぬソナタ。小さきものながら、美しいというのが今回初めて... -
森と湖の詩日記(新田ユリ)愛知室内オーケストラ第25回定期演奏会終演
ACO Twitter画像より3月に予定していた第25回定期演奏会が延期され、10月8日無事に終演しました。(写真はACOのTwitter記事から)まずは、この状況下公演開催ができたこと、関係者の皆様すべてに感謝申し上げます。制作サイド、裏方のスタッフの皆さん本... -
森と湖の詩日記(新田ユリ)Sibelius Academyリモート講義終了!
9月29日は、おそらく近年最大値の緊張感をもって準備を進めていた講義が無事に終了しました。フィンランドの唯一の音楽大学、シベリウス・アカデミーの吹奏楽指揮者コースから依頼が入り、「リモート講義をしてほしい」という打診が届いたのが今年の春はじ... -
森と湖の詩日記(新田ユリ)弾く grieg3
かなりご無沙汰の弾くシリーズ。調子が悪くなってきたと感じるのは、自分で音を出していない時。明日の公演に向けても、整えておきたい。グリーグの抒情小品集第4集を弾いた。 -
森と湖の詩日記(新田ユリ)Jean Sibelius 命日なり
1957年9月20日午後9時15分、ジャン・シベリウスは脳出血により亡くなった。91歳。その二日前にアイノラ上空を、ツルの群れが飛ぶのをみているシベリウス。そのうちの1羽が群れから離れて、家の周りを一回りして、また群れに戻ったという風景が語られている... -
森と湖の詩日記(新田ユリ)北欧音楽に関わる音楽人
先日、「ステーンハンマル友の会」主催の府中の夏 北欧の風音楽会2020partIに伺いました。ステーンハンマルは1871年~1927年を生きたスウェーデンの作曲家。こちらの会の主宰はピアニストの和田記代さん。(写真中央)スウェーデンの音楽の研究と演奏を長...