東京都立両国高等学校創立120周年、附属中学校創立15周年記念演奏会終演

母校の創立120周年記念式典&演奏会をすみだトリフォニーホールにて開催の予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大影響を受け、式典は学校内でオンラインを利用して行われ、演奏会のみホールで開催の運びとなりました。

音楽部(管弦楽部)のOBオーケストラである淡交フィルが、演奏の機会を頂きました。そして母校にオーケストラを作った方々のお嬢様お二人をゲストにお迎えしての共演も実現。作曲家 早川正昭氏は49回生の卒業生。早川さんが高校時代に作曲された「牧歌」を、ご令嬢であるハーピスト早川りさこさんと、早川正昭さんと一緒に高校にオーケストラを創立した同級生のご令嬢、チェリスト植草ひろみさんのお二人をソロとして演奏させて頂きました。因みに私は77回生です。この曲はフルートとピアノに書かれたものを早川さんがオーケストラ、チェロ、ハープに編曲され2019年に淡交フィルの記念定期演奏会で初演されています。その時の指揮は、作曲家 保科洋氏、51回生の卒業生でした。今回この作品のタクトを持たせて頂き光栄でした。素晴らしいソリストお二人は同い年の幼馴染でもいらっしゃる。お父様同士の交流から、ずっと幼き頃からのお友達という間柄。私は演奏の現場でお二人それぞれと共演の機会を頂いてきましたが、お二人揃ったアンサンブルに今回、とてつもない大きく温かな愛に満ちた時間を感じました。アンコールの「鳥の歌」も落涙でした。本当にありがとうございました。

さてさてオーケストラもがんばりました。今回は現役の中学生から50回生の87歳までの幅広い世代が集まることができました。まさに歴史を感じます。コロナ禍下で長くリハーサル中止期間があり、開催可否も明確でないまま手探りの準備期間でした。短期集中の追い込みで本番にたどり着きました。

大学祝典序曲は現役生も演奏しているので、参加してもらいました。お洒落な可愛らしい制服の姿は現役の生徒たちでした。私が高校生の頃は濃紺のボックスプリーツスカートと丈の長めブレザーという、なんとも重いテイストの制服。もともと旧制中学校の男子校から始まってます。自分の在校当時も男子クラスが3つあり、残り6クラスが男女。ちなみに男子制服は内ホックの詰襟で、変わっていません。当時はまだまだ硬派のカラーが残っていました。ブラームスは前の指揮者、69回生の故鈴木行一先輩が敬愛されていた作曲家で、淡交フィルも折々演奏していました。若い世代と再びじっくり取り組む事を続けたいと感じながらタクトを持っていました。

記念デザイン

「風紋」は保科洋氏の代表作とも言える、吹奏楽の名曲。その原典版から管弦楽に編曲されたものを今回演奏しました。保科洋さんは早川正昭さんの2年後輩にあたられるのですね。今回トロンボーンや打楽器に淡交フィルで人数不足のセクションがあり、エキストラの方々のお力をお借りしました。ありがとうございました♪吹奏楽版は何度も演奏の機会を頂いてきた自分ですが、管弦楽版は初めて。素敵な作品です。

記念品

後半はベートーヴェンの交響曲第7番。今年3回指揮をしますが、初めの一回が終わりました。9曲の交響曲の中で個人的には1番避けていた作品。おいかけるものには逃げられ、逃げているものからは追われる⁉️まあ、そんな大それた事ではなく。しかしこのところの7番の多さは個人的に珍しい。とにかく取り組む度に悩み多く発見多く、それを気がつけという天の采配と受け止めています。神格化された舞踊。昨年のacoでのラスト定期で取り上げた時にも大切にしたコンセプト。今回もメンバー皆さんの最後まで集中力が途切れない演奏魂により、しっかり描かれたと思います。コロナ対策もあり、弦楽器は少なめでしたが、一人一人しっかりと。

アンコールはお馴染み校歌でした。いつもは客席に集う皆様に歌って頂くのですが、このご時世ゆえ叶わず。心でお歌いいただきました。

記念品中身

これまでこの活動を繋いで下さった皆様の気持ちを背に、これからも新たな世代と手を繋いで歩みたいと思います。知人のお子さんが入学されたり、同窓生の2世もご両親の後輩になられたり、繋がりはどんどん時代を進みます。創立者から作品のバトンを得て49〜120回生がステージで繋がった1日。開催の背景で大変ご苦労をおかけした沢山の関係者の皆様に心よりお礼申し上げます。

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