豊橋交響楽団第126回定期演奏会終演

初共演の豊橋交響楽団とのシベリウス プログラムが終わった。メンバーの皆さんの力で見事にシベリウス の世界が聴こえた公演だった。ソリストの辻田薫りさんは豊川出身。地元での協奏曲演奏、大変鮮やかに深く鋭く豊かに表現。素晴らしかった。来年から大学院生になる若手。私がフィンランドに研修留学の年に誕生。あれからもうそんなに時間が経過しているという事。

トゥオネラの白鳥のコールアングレソロは、四半期前に静岡大学のステージでも共演していた方だった。お嬢さんが現役生でエキストラとしてお母様が。楽器歴長い方だが本当に見事なソロだった。メンバーも触発、影響を受けてどんどんトゥオネラの世界の響きに。

交響曲第5番の構成の美しさは良く言われるが、その楽譜を紐解くに、顕微鏡で細胞を見るが如く、大変に繊細な音細胞が根底にある。それを様々な単位で結び合わせ、巨大な世界が実は広がっていると全員が実感しないと成り立たない。豊橋交響楽団の皆さんは、ステージで見事にその世界を作り上げた。素晴らしかった。

運営組織の見事な様子は一朝一夕で出来る事ではない。56年を数える歳月の中、地元に根差し、ゆっくり大きく育ってきた日々が確かに存在するから。音楽監督、団長はじめ、オーケストラを心から愛して支え育てる気持ちに満ちたリーダーの皆さんの言葉からも、沢山の事を受け取った日々だった。素晴らしいご縁をありがとうございました。これからの益々の発展をお祈りします。

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