コラム– category –
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道民オーケストラ・ワークショップコンサートによせて
「ドイツとフィンランドの橋」10年前フィンランドでの研修時、一番初めに接したフィンランドの作品は実はウーノ・クラミ(1900-1961)。作品は「カレワラ組曲」。華やかで、フランスの影響を受けていることが明白。本日プログラムに取り上げた「チェレ... -
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アンサンブルフラン第33回定期演奏会 コラム
アンサンブルフラン第33回定期演奏会によせて 新田ユリ【民俗の言の葉】「・・・芸術音楽がその発展過程に於いて民俗音楽から身を遠ざけていたのは、ただの一時期、つまり19世紀においてだけであったことがわかります。」(バ... -
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アンサンブルフラン2009ウィンターコンサート コラム
「あるホモサピエンスの悩み」 新田ユリ あの楽譜はショックだった。今年初めの仕事で演奏した序曲「フィンガルの洞窟」ブライトコプフ新版、そしてベーレンライター版。あるべきメロディがない。メンデルスゾーンの作品。曲の冒頭7小節目の話... -
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ペトリ・サカリ氏との遭遇 日本シベリウス協会会報原稿
9月14日、ヘルシンキ空港発12時10分フィンエア、オスロ行きの機内は比較的混んでいた。母と二人機内に進み座席を見つけると3席並びの通路側にすでに紳士が。荷物入れにはヴァイオリンケースが見えたので「!どこのコンマス?」と私の中では早くもい... -
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シベリウス音楽祭2008 日本シベリウス協会会報原稿
シベリウス音楽祭2008 9月11日~14日にフィンランド・ラハティ市で開催されたシベリウス音楽祭は今年で9回目を迎えた。筆者が拝聴したオーケストラの係る三日間についてレポートしてみたい。今年より音楽祭の音楽監督にユッカ・ペッカ・サラ... -
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ラハティ交響楽団2003年来日公演プログラム掲載コラム
コラム 2003 年 9 月 1 日、第 4 回シベリウス音楽祭は「カレリア序曲 Karelia-alkusoitto 」のリハーサルから始まった。5ヶ月ぶりに聴くラハティ響-オスモ・ヴァンスカ氏の演奏。このコンビにはすでにお馴染みの作品でもリハーサルから決して手を抜か... -
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品川区民管弦楽団 ’03品川区民秋のコンサート
コラム「 Suomi の風景と3つの S ~ SAUNA ・ SISU ・ SIBELIUS 」 シベリウスプログラムに寄せて1 月、新年を祝うのは 1 日だけ、 2 日目からは通常の仕事が始まる。厳しい寒さの中、朝 7 時頃から仕事場の明かりは灯る。もちろんまだ真っ暗。2 月、最... -
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ひこね第九オーケストラ第6回ひこね市民手作り第九演奏会
コラム (引用:シラー作 “An Die Freude” 檜山哲彦訳)<シラーの詩が教えてくれる事。そしてドイツ-日本-フィンランド> Seid umschlungen, Millionen! (抱きあうがいい、幾百万の人よ!) シラーの An die Freude (歓びに寄す)... -
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大阪市音楽団「市音タイムズ」143号 (2004年11月1日)
日本だけでなく海外でもご活躍の指揮者「新田ユリ」さんに、おたすねしました。インタビュアー:友の会 井上和子井上:小さい頃から音楽に親しんでこられたと思いますが、いつ頃から指揮者になりたいと思われましたか、また指揮者にどんな魅力を感じられ... -
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大阪市音楽団「市音タイムズ」143号 (2004年11月1日)
プロの音楽家って、普段どんなCD(レコード、テープ)を聴いているのでしようか?今回は特別編としまして指揮者の新田ユリきんにお願いしました。質問1もし、あなたが離れ島で一人暮しをしなければならなくなったと仮定して、3枚だけCDを持って行けるとし...