ザ・グレート

シューベルト交響曲第8番ハ長調D.944。シューマンが見つけてメンデルスゾーンが初演した・・・
知識はともかく、こんなに美しくバランスの取れた繊細可憐な長大な交響曲はない。
この作品のもつ調性の変化をオーケストラ全体が共有して表現していくことはとても大変なことであり、
同時にオーケストラ冥利につきる・・・と思っているのですが。
耳で演奏する!という音楽家にとって一番幸せな感覚を共有できる。
シンプルで内容が豊富な音楽の中に本当の宝物がある・・・・・。
そんなことでしょうか。

久しぶりにこれをじっくりと時間をかけて取り組んでみたいと思うこのごろ・・・・
一昨年シューマンの第4番第一稿を手がけて、その後シューマン、メンデルスゾーン・ゲーゼのプログラム原稿依頼があり、今年メンデルスゾーンをメモリアルイヤーの機会にまとめて何曲か取り上げている影響か・・・
この初期ロマン派と区分される皆さんに注目しています。お互いの密な関係も調べるほどに面白いですよ。


グレートなお土産・・ということで、先日のサッカーではプログラムは購入しましたが、その他はお土産です。
こちらの手袋は応援グッズでもあったようですが(ごめんなさい私は使わなかったのですが・・・)
野球もお土産つきの試合もあります。コンサートも冠公演などではありますね。
クラシックコンサート会場にいらっしゃるお客様は、どんなお土産をお望みなんだろう・・・、とふと考えてしまいました。

出演者のサイン?演奏された曲にゆかりの品々?指揮棒?、お土産つきコンサートは、やはり近代のものでしょうか。
200年前~250年前は長時間コンサートの合間に食事やティータイムもあったようですから、もろもろワンセットでコンサートという娯楽を味わう時間だったのでしょう。


 こちらはグレートなデザートです。
東京駅丸の内にあるカフェです。
昨日は若手女性指揮者の方と四方山話。
彼女はひとつ大学を出てから桐朋学園に入りなおしました。
彼女の世代、またもっと若い世代・・・
日本で海外で勉強している女性指揮者は年々増えていますよ。


 このデザート、今の「バレンタイン期間」限定ということです。
暖かいクリームをかけるとこのとおり!
「グレート」サイズのチョコレートケーキがあっという間に地殻変動内部を見せられているかのような図に変身。
リキュールも絶妙なバランスで大人の味でした。美味しかった!
「Maison Barsac丸の内」
1階がカフェです。東京都千代田区丸の内2-5-2三菱ビル

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