ベートーヴェンとシベリウス


 21日金曜日はサントリーホールへ。読響第476回定期演奏会。オスモ・ヴァンスカ指揮ベートーヴェン交響曲シリーズvol.3でした。

明快なベートーヴェン、それはシベリウス録音を10年がかりで成し遂げた間に貫かれた姿勢と何も変わらない一本気なものでした。

この日は私は交響曲第4番がもっとも素晴らしかったと思った・・・。この作品の持つ美点がシンプルなスタイルの中に最大限発揮できていたと感じました。前半の序曲コリオランも素晴らしかった。曖昧にされることの多い部分も細部までくっきりと描かれていました。オーケストラ素晴らしいです。

今日も横浜のみなとみらいホールで同じプログラムで演奏されています。明日からはvol4のリハーサル開始。ベートーヴェンとカレヴィ・アホが並ぶプログラム。楽しみです。

 昨年の今頃のリハーサルのことが思い出されます。クッレルヴォに向かって最後の追い込みの時期、読響に客演のため来日中のオスモさんがアイノラ響と男声合唱樹の会のリハーサルにお越しくださったのです。メンバーの大きな励みになったこと、深く感謝しています。

アイノラ響の第6回定期演奏会のチラシができました。こうして曲目が並ぶと、あらためて「今回は・・・・」と思います。一筋縄ではいかない作品たち!

しかし神々しいまでに素晴らしい曲です。交響曲第4番。(シベリウスです)7曲の中で最も好きです。最も難しいですが・・・。22日はこの曲の初リハーサル。この曲の冒頭の響きを自分の手に感じた瞬間、4楽章最後までの道筋が体内にす~っとできました。丁寧なリハーサルをつんでいきたいと思います。


交響曲の初練習を祝して?子供ビールを頂きました!(こんなものがあるとは・・・)


 私が着ているものは実はラハティ響の方から頂きました。「森の精」CDにちなんで。アイノラ響を支える幹部の中のお二人と。



 締めは魚煮汁かけご飯!なんというシンプルな。美味しかった。


夏にインタビューを受けたものが届きました。ログハウスのHonkaというフィンランドの企業の情報誌AIKAです。インタビューはウェブサイトの方にも掲載されています。お時間ありましたらこちらを・・・・

 www.honka.co.jp

ログハウスは小学校高学年頃からの憧れです。残りの人生で実現できるかな・・・。

明日は久しぶりの長野往復。こちらもシベリウスです。公演が近づきました。

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