旧盆もおしまい


 こちら7月末のフィンランドの湖の風景ですが、この写真の年はとても暑かった。今年は気温の低い日が多いと知人からのメール。

今日の千葉の天気は目まぐるしく変わりました。今は再び豪雨そして雷鳴。スコールのような降り方。もはや気候区分の変更が必要なのかな。

先日父方の祖母と妹のお墓参りへ。暑い日でしたが、両方とも木々に囲まれた木陰もあり、気持ちよかったです。妹のお墓は九十九里方面にあるので、海もちらっと見てきました。海水浴客はたくさんいました。5年前まで両親はこの地域に住んでいました。夏は絶景を楽しめたところです。懐かしい風景でした。

この夏はこもって仕事の仕込みをすることが多く、意識して体を動かすようにしています。簡単な筋トレは毎日。音楽家もアスリートに負けられません。質は違うけど身体能力は求められます。

音楽家にとって、アスリートたちの日々の努力ということに通じることは何だろう・・・・と考えましたが、日々楽譜を見ていることと、日々耳を初めとして五感を鈍らせないこと。

演奏家であれば楽器の練習は必須であり、指揮者にとってそれは・・なるべく多くの現場にいることでしょうかね。その点では今年は落第点の私でありますが、昨年できなかった勉強に取り組む時間があるのが嬉しいところ。

それでもこの手にオーケストラの響きを受け止めていない日が少し続くと、落ち着かなくなりますね。まもなく実家に先日搬出したピアノが届くので、やっと音が出せます。それだけでも精神的に相当に違いますね。

来週末に先輩音楽家のお手伝いで愛知県に参ります。個人的に「シベリウスのお遣い」が続いているわけなのですが、これは一生の務めになることでしょう。それがライフワークです。

求められることをちゃんと届けられるように・・・それが音楽を聴いてくださっている人の喜びにもつながっていく。そういう自然な流れを作り出していきたいです。

ギアをローに落としている今年、今一度自分の役割と目標を見据えた積み重ねをしていきます。いろいろな同業者の歩み方を見ていて、本当に人それぞれだな・・・と想うこのごろです。同世代指揮者はとても多いのですが、皆さん自分の場所をそれぞれ見つけています。自分も人生の半ば、いや後半折り返し。前半と同じでは何も生まれませんね。

アスリートたちのオリンピックへの歩み方を見ていても、人生勉強になります。現代の五輪のあり方は非常に問題だと思っている私ですが、選手一人ひとりの鍛錬については、人生そのものという見方です。素人ではわからない努力が影にある。その部分を敬意を持って感じるのです。

雨音も少し弱まってきましたか・・・・忙しい天気の一日でした。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ちゃんとブログ書いてますねぇ!感服です、本当に。
    それぞれの場所かぁ、考えさせられますわ。
    オリンピッククは個人競技は好きで、見ちゃいます。星野ジャパンとかはピンときませんが。。またゆっくりお話ししましょう。

  • >チェリストMさん
    まあ!光栄な書き込みです。星野ジャパンは・・・・ぶつぶつ。
    私もブログを拝見しております。いろいろな現場でのお仕事の様子が面白くて!しかし実に多方面ですね。凄い!
    またお話しませう!!夏バテにご注意を。

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