悲劇的の後は・・・

本日は朝からリハーサル。モーツァルトK138をなんとか仕上げ街道に運びたい・・・

そして午後は「空」これは、見事に変化が見られた。先週の成果も出ていますね。もう少し自然の色彩の複雑さがスムースに現れるように・・・・。

そして「悲劇的」・・・・今回プログラムノートも書く関係で、またいろいろと資料を読んでおります。マーラーの生きた時代というのは、作曲者同士の国境を越えたつながりもできてきた時代です。そんな行き来ややりとりの話を見つけると、結構その作曲家の本質に触れることもあります。面白いものです。

そのような背景を背負って更にスコアを見てみると、本当に「終わりのない追求」をしなくては駄目だよ、と語りかけてきます。そこが面白くあり大変でもあるところ。指揮者はその姿勢が何より大事ですね。

現実問題として、この作品演奏者は大変です。ご存知のように長大な1楽章と4楽章。この二つの楽章を演奏するために、気力体力必要です。中間の二つの楽章は感性を研ぎ澄ませて、集中力で、そしてあの時代の「言葉」を見つけて遊ぶ・・・。非常に奥が深い。

もう演奏会まで一ヶ月というところになってしまいました。

ハードなリハーサルの後は、川崎へ・・・・

そうなんです。こちらの演奏会へ。ラヴェルのピアノ協奏曲(ソロ コンスタンチン・リフシッツ)そしてマーラー作曲交響曲第6番!指揮は同門の飯森範親さん。3階席、ステージの横の位置から拝聴。

昨日もラヴェルでしたね。両方の協奏曲を続けて聴けるなんて。今日のソリストは非常に独特。「音が遊ぶ」「音が流れる」「音が語る」それが日常会話のようなテンションで・・・肩のこらない構成と目にも留まらぬスピード・・・・

後半はじっくりと勉強させていただきました。客観的にステージの様子を見ること、ホールの響きを聞くこと。これはCDを聴くことの数百倍勉強になります。演奏家にとってはこれが本当に「聴く」ということですね。CDは「作られた」空間です。

やはりこの作品は演奏者も聴衆も体力気力が必要だと再確認です。オーケストラの響きの持久力には感服です。

久しぶりに飯森君にもお目にかかり・・・・川崎を後に。一日中「悲劇的」が体内に響いていた気がします。帰りの列車もスコアをにらんで・・・。まだまだ楽譜の謎がたくさん埋もれているような気がして・・・。

帰宅したら、そんな「悲劇的な」精神状態から一気に・・・・


 最近ご縁を頂いた方からの素敵な素敵な贈り物!毎日Happyになります。ありがとうございました!!陽だまりのような暖かさがあります。我が家のBooたちとご対面してもらおう!

今週はコンサートが続きますが、実は明日も・・・・楽しみです。

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