4月のアイノラ交響楽団のDVDができました。このところ「スタジオACT5」さんにお願いしています。いわゆるカット割がとても素晴らしく、オーケストラの中の活躍するパートを捕まえることをはずしません。そして作品のポイントを見事に自然に見せてくださいます。
あのステージで活躍したオーケストラの皆さんを振り返る楽しさもありますが、自分にとっては大いなる反省の時間にもなります。
個人的な反省としては、たくさんありすぎて・・・それは次回のステージへの「宿題」とします。
印象としては第一回目の定期演奏会で演奏したときの交響曲第5番よりもスケールが大きくなっていること、緻密さも増していること。これは本当にオーケストラに拍手喝采です!
白熱の「エン・サガ」でしたが、野生的な作品の味と静けさのコントラストが思っていた以上に出ていたようで、これもオーケストラの集中力に拍手です。
冒頭の「カレリア序曲」は、テンポ設定が意外に難しい作品です。今回は納得の行く流れになったので、うれしかったです。組曲よりこちらのほうが好きですね・・・・
アンコールは今回3曲並びましたが、最後のアンダンテフェスティーヴォで格段に弦楽器の響きが良くなります。これは積み重ねの結果でもあります。もちろん調性と作品の素朴さも理由ではありますが、やはり日々のリハーサルから音を出していること、5年間の蓄積・・・伝わってくるものの強さがまったく違います。逆に言うと、どの作品もこのレベルまで仕上げていくことを目標としなくてはいけませんね・・・・と、思った次第。がんばりませう。
アイノラ響の第6回の曲目もまもなく発表となります。
「お知らせ」でも掲載がありましたが、今週の金曜日6月6日と日曜日6月8日に放送予定の「名曲探偵アマデウス」に出演いたします。収録は先月中ごろに終わりました。延べ二ヶ月ほどこの回の制作に関わらせていただいています。45分の番組ですが、いかに大変なものかを体験しています。多くの人の手によって一本の番組ができるのだ・・・・ということを目の当たりにしています。放映日まで最後のチェックが続いています。
日ごろ我々が当たり前のように手がけていることに対して、疑問がこのような形であるのか・・・ということや、楽譜を見るにあたっても一般的な疑問がこういうところに存在するのか・・・などなど、自分にとって新しい視点での発見がありました。
さて、週末「ぶぅ」に新しい仲間ができました。「ぶぅこ」です。お見知りおきを・・・・
コメント
コメント一覧 (2件)
名曲探偵アマデウスは大好きな番組です6月8日ですね…BShiは残念ながら我が家では見られないため日曜日までおあずけです♪とっても楽しみにしていま~す(o^-‘)b (小学二年の息子に話したところ、「見る~!!」でも、息子にとっては深夜の時間のため録画しなくては)
>KAEさん
コメントありがとうございました。あの番組はご家族の皆さんで楽しんでいただけると思います。日曜日ご覧いただけましたらうれしいです!御子息のご感想いただけると、うれしいですね!(*^_^*)