行きも帰りも

中央線が人身事故で、自分は回り道。行きは東京駅で運転見合わせを知り、急いで丸の内線へ。池袋経由高田馬場から西武新宿線にて無事に大学へ。授業にはなんとか間に合った。

帰りは玉川上水駅ですでに中央線運転見合わせの放送が流れていたので、そのまま西武線で。高田馬場経由東京駅周りで千葉まで。東京駅で番組制作会社の方と、急いで打ち合わせということも行いながら・・・。

人身事故が多すぎる。これ以上慣れっこになってしまってはいかん・・・・。

鉄道会社は「柵」という対策をどんどん進めている。一般的な事故防止の意味でも良いことだと思うのですけど、根本的な解決ではないですね。

禍福はあざなえる縄の如し。この世の幸不幸は、より合せた縄のように、常にいれかわりながら変転する。(広辞苑)

自分のことを考えても、良いこと悪いことは必ず両方訪れる。現在は天災の様子を他国のものとしてみているかもしれないけれど、日本も近年大きな天災の被害を受けている。 

すべてのことは影響を受け合い、めぐりめぐってが存在している。昨日の敵が今日の味方になることもあるし、逆もある。「いやだな・・・」と思っていることも、少しだけ視点を変えると、面白いことだったり、自分も実は同じようなものだったり・・・

総じて見ると、やはり「なるようになる」ということだと自分は思っている。その覚悟だけあれば、走るときには走れるし、休むときにも休める。

とにかく都会は「苦しい空間」であることは確かだ。その中でもなんとか工夫をして気持ちよくすごしてきた日本の知恵が、どこかに吹き飛んでいる。私は思春期を下町で過ごしてきた。あの空間の暖かさと懐かしさは忘れられない。直接の言葉がなくても、街自体が「人を大切にしている」と感じる街だった。

そうそう、今朝のNHK朝ドラを見ていて驚いた!東京の自宅のすぐそばが映っていた。そう荒川遊園地。あそこでロケをやっていたのですね。前作の関西の暖かさとはまた少し空気の違う下町の暖かさが毎朝流れている。

そして今は、千葉の「緑」に救われている。千葉駅からバスに乗り実家の近くのバス停で降りると、見事に空気の香りが違う。木々の呼吸する息遣いが聞こえる。昨年の忙殺の日々には感じられなかった空気がここにある。

明日は父の兄弟が集まる。久しぶりに父の思い出話となるだろう。7ヶ月目の命日だった今日、やはり月日の歩みが早いと感じる。

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