ミューザ川崎シンフォニーホールでの演奏会が終了。
なんと入場者数1616名!!
運営部門の学生も頑張りましたね。素晴らしい!
1週間前のホール練習は本当に助かりました。
昨日ステージリハーサルは、このホールの特性・癖を心得て運ぶことができました。
何より学生たちが慣れているのがうれしかった・・・。
前日のリハーサルで苦労した部分がうそのようにホールでは伸びやかに、
そして落ち着いて音をつむぐ学生たち。
たくましいものです。
学生オーケストラはたくさんの役職を割り振って、演奏会に必要な運営や裏方を分業しています。
チームです。
この大学のオーケストラは演奏会ごとに役員やパートのトップが入れ替わるそうです。
その歴史が繰り返されて90回目が昨日のコンサート。
1616名のお客様の大きな暖かな拍手と「ブラヴォー」が、学生たちを励ましてくださいました。
本当にありがとうございました。
「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲は、内声が複雑で難しいのですが、
セカンド、ヴィオラグループの頑張りが支えました。
序曲、前奏曲のひとつの役割である「劇場にようこそ!」の気持ちを学生とともに込めて演奏。
若い学年が奮闘していましたね。
「チェロ協奏曲」、これは三宅進さんの歌心あふれる暖かなそして熱い音楽と、学生たちとの音の会話が見事でした。
私も念願の共演が叶いうれしいひと時でありました。
アンコールは、オッリ・ムストネンの曲です。素敵な作品。
ぜひ全曲演奏したいですね、三宅さん!!
そしてメインのブラームスですが、様々な点で前日まで苦労がありました。
しかし本番は学生たちの集中力が爆発でしたね。
決して楽な楽しい曲ではないです。
作品のもつ骨格の太さと層の厚い音楽の要素が聞こえるためには、本当に演奏者がたくましくそして柔軟な心で作品と会話しなくては・・・。
その結果、とても楽しい時間になります!
美しい構成を持つ交響曲。
美しいソロを奏でてくれたコンサートミストレス。百瀬悠さん。
飄々としていて不思議な雰囲気の女性ですが、音は本当によく通りたくましく、堂々としています。
お疲れ様、ありがとう!
ブラームスの後の爆発的な声援と拍手には驚きうれしかったです。
本当に多くのお客様ありがとうございました。
学生たちはステージ裏で泣いていました。
努力が報われた瞬間でしたね。
多くのトレーナーの先生方、お世話になりました。
当日はヴァイオリンの白井先生、コントラバスの大西先生も一緒に演奏してくださり支えてくださいました。
ありがとうございました。
そしてなんとソリストとして今回共演した三宅先生も!
一番体が動いていたように私には思えましたが。
本当にありがとうございました!!
打ち上げは川崎駅のそばで。みんな良い顔をしていました。
楽しい趣向もこらせれていましたが、恒例のこと。
執行部の交代劇もこの打ち上げであります。
本当にお疲れ様。そして次も頑張ってください。
色紙をいただきました。うれしいですね。ありがとう!!
今回の同行者です。小さい子グループです。
昨夜は川崎に宿泊。さすがに千葉までは打ち上げ後戻ってこられません。
お昼過ぎに実家にもどりました。良い天気です。
さあ、次の公演に向かって・・・・・スタートです。
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BS-2の23時から「音楽探偵アマデウス」見ました。またまた登場の野本先生!当時とまったく変わらない雰囲気、当時もあのように我々の前でピアノを弾きながら語ってくださったことを思い出しました。
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さて今週は音大の授業がメインになってきますが、週末は夏の本番を目指してのリハーサルに集中する時期となってきました。マーラーも大変でありますが、モーツァルトのほうが本当はもっともっと時間が必要かもしれません。そして北爪先生の美しい小品「空」。
おそらく昨年から私の中の「時間」の感覚がかなり変化していると思います。自然と音楽の呼吸もかわっていることでしょう。「音楽的時間の変容 椎名亮輔著」を手にして、自分の内側の漠然とした感覚が明確な輪郭を持つことができました。
現在、クラシック音楽界はとてもたくさんの「悩み」を抱えながら時代を歩んでいると思います。音楽家にとって厳しい時代に突入していると言えるでしょう。自分を見つめるチャンスだと思っています。
プロフェッショナルのオーケストラの置かれる環境が、徐々に変わってきています。時代の中を生きるものですから、当然です。その変化はきっと音楽大学のあり方にも大きな影響が出るでしょう。柔軟に、そして大切なものは次の時代に残したい!という素直な気持ちだけはしっかりと持ち続けてひたすらにタクトを持ちます。
全体に厳しい環境になるということだけは・・・覚悟が必要かな。保険制度だけの話ではないと思っています。そういう時代に突入であります。でも厳しさの中から、明日への素敵な夢が見えていたら・・・人は頑張れるものだと思う。
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