都電のはじまり


 
 都電荒川線、都内の自宅はこの沿線。昨日久しぶりに乗りました。荒川区の区役所に所要があり、授業の前に立ち寄りました。


 
 タイムカプセルのような商店街を抜けると現れます。この中に「ナマステ」というカレー屋さんがあります。スパイスにこだわっていて、店内にはスパイスの瓶がたくさん・・・・。朝だったのでシャッターは閉まっていました。


 
 早稲田~三ノ輪橋 のスタート地点です。早稲田側のほうが始発点でしょうか。あちらのほうが大きいですね。


 
 日比谷線の三ノ輪駅からは少し歩きます。桜の時期はとても混みます。名所が三箇所あるので・・・・。自然公園、荒川遊園地、飛鳥山ですね。

大学の授業にも十分に間に合う時間に用事がすみました。吹奏楽の授業は5月半ばの音楽教室のリハーサルです。今年は三浦教授が担当なさいます。いろいろと趣向をこらしていらっしゃるようです。リハーサルも熱のこもったものになっています。吹奏楽の語り口がくっきり浮かび上がっています。

客観的に吹奏楽を見るようになって、自分がどのようにこのアンサンブル形態を見ていたか・・・あらためて考えています。中学生の時には自分が演奏していました。高校からはオーケストラの世界に移りました。大学を卒業してすぐに高校の吹奏楽の嘱託顧問の仕事もしていました。プロの現場で仕事が始まった頃、佼成ウィンドオーケストラとの録音と演奏が集中的にありました。あのCDはもう絶版なのですが・・・。

キャリアのスタートからしっかりと吹奏楽の世界には係わっている私です。母校音大のブラスオルケスターの授業を担当させていただくようになってからすでに14年目となっています。大阪市音楽団との共演も続いています。

しかし・・・・・

私にとって吹奏楽は、あくまで「管楽器と打楽器を主としたアンサンブル」なのです。逆に言うと非常に幅の広い、様々な編成や音楽の種類に対応できる柔軟なものだと思っています。まだまだ進化変化していくことでしょう。

私の中には吹奏楽は「これだ」という定義は今なおありません。それでよいと思っています。ようやく定番の作品も繰り返し演奏され、名曲といわれるものが多くの演奏団体で演奏、録音され・・・という作品の反芻の時代に入っている吹奏楽の世界。まだまだ新しいです。

ヨーロッパとアメリカの歩みも異なります。作品のスタイルも作曲者の求める音も編成も異なります。お互いに影響しあって、これから更に新しいものも生まれるはずです。

そこに日本発の作品が大きく影響を及ぼす可能性も大です。私も授業の中、仕事の中で手がけてきた魅力的な作品は、機会があるごとにフィンランドでも紹介をしています。楽譜の権利の問題もあり、自由に紹介というわけにはいかないのですが、今後もそういう活動は続けるでしょう。

世界規模の感性がぶつかって、次の時代への響きが生まれてゆけばよい。そんな活動に指揮者として係われる何かがあると思います。

さあ、今日から盛岡です。子供たちの元気な響きを楽しみに!

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現在東北新幹線「はやて」乗車中です。GW・・・平日ではありますが世の中GWです。乗車率も少し高めですね。ご旅行、お仕事、さまざまな人模様です。

「ことば」気をつけたいですね。たくさんの人が集まるところ。

うっかり座席を間違えた人に対して容赦ない「追い込む言葉」を浴びせるご高齢のおじさまがた・・・・ううむ、それは「いき」ではないね。おしゃれにいこうよ。

小さなお子さんの「うっかり」の粗相や騒ぎに「ひとこと」あれば、ずいぶん違うのだけどな・・・・。移動中はマナーをお互いに気にする場面が多々あるけど、気持ちよく旅路をつくりませう。

そうそう、ホームで慌てふためいている女性が・・・・何事かと思ったら「売店でお茶を買っていて乗り遅れた!!」出発している新幹線の車体をたたかんばかりに接近!「あぶないですよ!!」の放送の連呼。

大丈夫だったかな・・・・なんとか旅先まで行けたでしょうか。お茶のペットボトル一本と小銭を手に握りしめていらしたので。駅員さんとじっくり相談なさっていました。

先日ノートPCにウィルコム接続をようやく完成していただいて(自分ではできなかった!)移動中もPC通信作業ができるようになりました。この二日間で「エンタ目」の原稿を書き上げてしまわなくてはというところです。

「エンタ目」はこの4月から東京新聞でも掲載されることになりました。次回の自分の号は5月15日の夕刊になる予定です。中日新聞は朝刊です。

北へ向かうにつれて晴れてきました!

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