昨日と本日は、フィンランドからやってきた27才の若きマエストロ、ピエタリ・インキネン指揮による日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会でした。
私は18日のリハーサルにお邪魔して、19日の横浜定期を拝聴。ピエタリ君の指揮はシベリウスアカデミーの授業で少し拝見した程度でしたが、その後キャリアを積む中で大きく成長したことを実感しました。
リハーサル運びも手馴れたもの、自然で無理のない音楽つくりと、もともと持っているやわらかい音色が発揮された演奏会だったと思います。また一人フィンランドから世界で活躍する指揮者が誕生です。
ヴァイオリニストとして先に日本でデビューしていましたが、今回指揮者としての正式デビュー。おめでとう!
彼のアカデミー時代の学友がいます。皆さんからの素敵なメッセージが公演を後押ししていました。素晴らしい若者たちの未来に乾杯!
今日は盛岡へ。子供たちとの公演も迫ってきました。東北は桜が満開。二度目のお花見となりました。
リハーサル会場のそばにも見事な桜が・・・
こちらは裁判所の「石割桜」盛岡の名物です。駅に向かう途中、寄り道していただきました。ありがとうございました!
樹齢が360年を越えるエドヒガンザクラだそうです。たくさんの支えと、「包帯」のような手当てのあと・・・ちょっと痛々しい様子なのですが、見事な桜の花を咲かせていました。老いてなお、皆さんの目を楽しませるエネルギー!自分もそのように生きたいものだ。
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「わざわざフィンランドから連れてこなくても、いま盛岡で桜を見ている良い指揮者がいるのに・・・」と独り言です。