アイノラ交響楽団第5回定期演奏会終了

今回も雨・・・・・

どうやら「雨女」確定的となってきました。

そんな天候の中、昨日は700名弱のお客様にご来場いただきました。本当にありがとうございました。寒さも戻った昨日でしたが、お客様の熱く暖かい拍手にメンバーともども心を熱くして演奏を終えることができました。

前日の12日も本番のホールでリハーサル。これは大変にありがたかったです。ホールの響きは楽器でもあります。シベリウスは特に響きの遠近感が大切です。なるべくホールの響きと仲良くなって十分に知っておかなくてはいけない・・・・と思っています。

年に一度の定期演奏会。メンバーもステージにいる時間が長いほど安心感が出てきます。前日にはまだ全員が迷子の状態でしたが、当日のステージリハーサルでは格段に変わりました。

<カレリア序曲> これはオーケストレーション的に「鳴らす」ことが意外に難しい曲です。メロディの音域が低いのですね・・・・。でもそこにこの曲の味がある・・・・。スロースターターのアイノラ響ですが、エンジン全開モードで始めました。 

<音詩 エン・サガ> ドラマをはっきり持った曲です。聴くと演奏するでは大違いの作品。そして見て面白い作品でもあります。さまざまな奏法や音型がちりばめられています。大きな内容を持つものです。はじまりの荘厳で神秘的な静けさから、終わりのクラリネットソロとチェロによる、やさしく悲しく暖かな静けさまで・・・「ひと波乱」だけでは終わらない作品。演奏者にはアスリートなみの体力を必要とする作品でもあります。今回の演奏には一番多くコメントを頂いたかもしれません。

<交響曲第5番> シベリウスの交響曲の中で最もシンフォニックな面で成功しているといわれる第5番。しかしそれは他の作曲家のフォルムとは全く異なるもの。「流れ続ける」という作品です。その流れが各楽章それぞれではなく、第一楽章から第三楽章の終止まで延々とつながっています。シベリウス特有の時間をかけてテンポを上げていくという指示、これは忍耐力とアンサンブル力とコツが必要。限りなく壮大で美しい交響曲です。アイノラ響は2回目の取り組みでしたが旗揚げ公演から少しでも作品に迫れたものになっていれば嬉しいです。

アンコールは3曲。日々のリハーサルで音を出している弦楽アンサンブルの2曲と、第一回目で演奏した「白鳥姫」から第6曲目でした。アンダンテ・フェスティーヴォは定番となってきましたが、毎回ニュアンスが変わります。私自身は何度手がけたかもう数えていません・・・・毎回新鮮な気持ちで演奏できる珠玉の作品だと思っています。

今回の公演でもトレーナーの先生方にお世話になりました。本当にありがとうございました。またエキストラとしてサポートしてくださった皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました!

昨日の演奏に、アンケートやメッセージや直接のお言葉などでたくさんのご感想をいただきました。オーケストラ共々真摯な気持ちで受け止め、次のステージへの貴重なアドバイスとさせていただきます。本当にありがとうございました。

デジタルカメラを修理に出しているので昨日の様子は撮影していないのですが、メンバー皆さん良い顔で演奏会を終えることができました。打ち上げもなごやかで温かく、最後のグループはとっくに日付がまわってからの帰宅。

5年かかってようやく軌道にのってきた運営、メンバー同士の信頼も増してきます。これからの5年間、またあゆみ続けます。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 素晴らしい演奏でした。特にエン・サガ。
    どの曲も、シベリウスさしい弱音部の美しさが光っていたと思います。

  • >momose様
    コメントありがとうございました。ご来場ありがとうございます。エン・サガ・・お褒めいただき光栄です。メンバーもこの曲をとても好きでした。そういう気持ちも大いに関係していますね。また次回もぜひお越しくださいませ。ありがとうございました。

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