昨日音大の学食にて行われました。学校をこのように提供して頂けるのは、本当に有り難いこと。長い歴史の中ずっと支えてくださっている学食のスタッフの皆様には本当に感謝です。
すでに卒業判定も出て悲喜こもごも・・・でも一様に今年の卒業生は明るい。インスペクターを中心に自分たちで何とかしよう・・・という「ひな鳥症候群」ではない学生たちだったので(少なくともブラスの授業においては)今後も楽しみです。
昨年秋のウィンド定期の写真です。同僚の淀先生の撮影。いつもありがとうございます!
いまその時の録音を聞き返していますが、録音というのは時間が経つと熟成するものでして(笑)、演奏当時や直後に感じていた印象や感触とはまた違うものがきこえてくるものです。面白いです。
私は吹奏楽の作品に対して、管弦楽作品と同じように接しています。
新しい試みや、従来の吹奏楽の枠を超えた作品は特に興味があります。近年自分が国立音大で手がけてきたものは、そういう作品が多いですね。学生たちにとっては「大変だった!」ようです。昨日も思い出としてそう語ってくれた学生がいました。
音大の吹奏楽の授業は世界と直結して最先端を先取りするくらいの意識があってよいと思います。ベーシックな部分ももちろん大切で、それをふまえた上での話。
そして国立音大が長い歴史を持って積み重ねてきた「ブラスオルケスタ」という大編成の吹奏楽。これもかなり特殊なことではあるけれど、やり続ける意義はある。このサイズの新作を求めても良いし、このサイズへの編曲の勉強の場に使っても良い。
小編成で個々の技量を磨き上げることと一緒に、人の音をききちゃんとアンサンブルをする技も必要。個性を大切にということは、「自分勝手」ではない。人と音をあわせ、解け合うことは「自分がなくなる」ことでもない。
学食提供の「ひなまつり」ケーキです。今年も「ビールかけ」は、なし!研究室対抗のゲームをスタッフ、インスペクターが準備。4年生からは、仲間思いの良いメッセージがたくさんきけた。お酒やテレビ芸人の真似のイベントなどがなくても、ちゃんと向き合って会話ができる若者が増えて欲しい。
卒業生の未来を心から祈ります!!
ついに来年度は私の音大時代の友人のお子さんが入学してくる。これから続々と、そうなるでしょう。確実に自分の中の一時代が終わった。新しいステップのために、今年はちょっと充電期間かな。
「ぶう」の弟分が来ました。「ハッピーBoo」というそうです。
コメント
コメント一覧 (4件)
ビールかけがなくなったのは残念ですね。ついに自分の知る学年がいなくなり、もう学校へ行っても全学年がら「誰?」と思われてしまいます。。。
ブラオケで海外公演なんてできないんですかね?吹奏楽というものがないウィーンではかなりウケると思います。
>えびさん
元気ですか?ウィーンの冬はいかがでしたか?
ビールかけ・・
あれは大人になってからやりましょう( ^^) _旦~~
ということで、海外公演・・・いつの日か実現するのではないでしょうかね。この大学、毎年大変身するので私も未来がわかりません(^^ゞ
ユリ先生が大学にいらした最初の頃にお世話になったものです。
五食の飲み会でビールかけなんかやっていたんですか!!
酷いですね。そんな行為なくなって当然ですね。
これからも後輩たちをビシビシ鍛えてやってください。
宜しくお願い致します。
>三号館OBさん
コメントありがとう。時代とともにいろいろなことが変わりましたよ。母校にも遊びにきてください!