エネルギア・ドリームコンサート終了


 中国電力本社ビル2階の大会議場を利用しての定期的なコンサートです。今回は第75回目、そして50年と100年というアニバーサリーの北欧の作曲家二人という、数字だけ見ると非常に割り切れる・・・・というコンセプトの演奏会でした。

北欧の作品、それも弦楽作品を並べると独特の空気になります。今回選曲したものは特に、「愛」をテーマとした叙情的な、歌のある作品ばかりでしたので、落ち着いた穏やかな空気のコンサートとなりました。

お客様もほぼ満席だったようです。トークをはさみながらのコンサート。作品と、北欧の風土やこの季節の様子を盛り込みながらお話をさせていただきました。

広響の皆さんとは久しぶりですが、とても美しい弦楽の響きを奏でていただきました。「愛の歌-グリーグ」は初めて手がけましたが素敵な曲です。ずっとやってみたかったのです。原曲はピアノです。

「ロマンス―シベリウス」はつい先日も松山で演奏しましたが、また違う流れとなりました。響きのタイプでテンポ感も異なってきます。

「2つの旋律―グリーグ」は久しぶりに手がけましたが、よい曲です。今回のコンサートマスター伊藤さんのソロもチェロのマーチンさんのソロも美しい!

後半は「ラカスタヴァ―シベリウス」と「ホルベアの時代より―グリーグ」という組曲を二つ。タイプが全く異なりますね。ラカスタヴァはある意味節を打たない作品。一方ホルベアは舞曲ですから、節目が明確であり構成がはっきりしています。時間感覚が異なります。

アンコールは「アンダンテ・フェスティーヴォ―シベリウス」今年何度目でしょうか・・・・。大切な作品です。祈りの曲です。

本当に充実の弦楽サウンドでした。広響の皆様に深く感謝しています。響きが命の作品たちです。ありがとうございました。

 

 昼間に原爆資料館に行きました。ドームは毎回訪ねていますが資料館はおそらく高校の修学旅行以来かもしれません・・・・。


 

 黒い雨 を目で見ました。武満徹の作品で接している「黒い雨」

 この目で見る一筋が何を物語っているか・・・深く考えさせられます。


 外国からの見学者もたくさんいました。この数々の事実の証言を見ることが、現在非常に大事なことではないかと・・・そんな心に導かれて日中廻りました。どうにも世界情勢から危うさの空気を感じています。
大きな国ほど「恐怖心」を大きく抱え持っているように見えてなりません。そのことで起こしている数々の愚かな行動や準備。やはり人間は試されている時代に入っていますね。

さあ明日は東京へ戻り、22日へ向けての準備です。

本日もたくさんのお客様ありがとうございました。どうぞ本日の北欧の響きを忘れないでいてくださいね。寒い日は時々思い出してください。あったかくなります!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • ユリ先生。大変ご無沙汰してます。広島市民オケの柏妻の方です。先生がエネルギアの公演で広島にいらしてらっしゃるのは知っておりましたが、主人も私もどうしても都合がつかず、先生のお姿を拝見する事ができませんでした。おっかけ柏家としては不徳のいたす所。いつかリベンジします!

  • >みりママさん
    こんにちは!皆さんお元気ですか?
    またぜひ次の機会がありましたらお会いしましょう!!
    年末お忙しい中、どうぞ体調に気をつけてくださいね。
    いつもご連絡ありがとうございます(^^)

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