品川区民管弦楽団演奏会終了・そして

11月4日は4年ぶり2度目の共演の品管の皆さんと演奏会でした。グリーグには語りをバス歌手の新保堯司先生にお願いしました。落ちついた品のある語りで、ドラマを助けていただきました。

シベリウスの「ペレアスとメリザンド」は初挑戦の作品。いつか全曲を手がけてみたいです。

品管の皆さんの特徴は、とにかく誠実で真摯な取り組みです。長い歴史を持つ市民オーケストラの典型的な団体と思います。幅広い世代と様々なキャリアを持つ区民が集まって・・・という、とても自然なスタイル。このまま長い歴史を更につないでいっていただきたいと切実に思います。前回共演した中学生が大学受験を迎えています。家族が増えた人もいました。

さて、いよいよ日本シベリウス協会の11月企画が始まりました。ヨルマ・ヒュンニネンさん、イルマリ・ライッコネンさんが来日しました。11月8日には札幌大谷大学にてマスタークラス、そして9日はキタラホール小ホールでリサイタルでした。

日本シベリウス協会北海道支部のチームワークで暖かな会となりました。ヒュンニネンさんのたくさんの録音の中から、当日一部の販売をしています。またBISからリリースされている、シベリウス全集の初めの2巻も扱っています。

リサイタルの内容は、素晴らしいの一言です。トイヴォ・クーラ、オスカル・メリカント、ジャン・シベリウスという三人のフィンランドの作曲家の歌曲です。フィンランド語とスウェーデン語のテキスト。初めてその言葉の響きを聴かれた方も多かったと思いますが、口々に歌曲のイメージが変わった!これはたくさんの人にぜひ聴いていただきたい!素晴らしいドラマが最後までとぎれずに聴けた!等々ご感想を戴いています。

 お二人によるサイン会です。

この11月企画のプロデューサーである舘野会長ご夫妻、そして北海道支部の支部長でもあるメゾソプラノの駒ヶ嶺さんも加わって、記念撮影!ヒュンニネンさんもライッコネンさんも奥様とご一緒です。

同じプログラムが明日、紀尾井ホールにて19時より演奏されます。ぜひたくさんの皆様にお聞きいただきたく・・・。フィンランドの美しい響き、詩情をお楽しみください。そしてピアノのライッコネンさんとの見事なアンサンブル、呼吸も感じていただけると思います。まだ若いピアニストですが、ヒュンニネンさんが見いだし育ててこられたということです。本日11日は、上野学園大学にてマスタークラスがありました。受講生のピアノ伴奏は、このライッコネンさんに担当いただきました。歌を知り尽くしているという風格も感じられます。素晴らしいマスタークラスでした。

札幌は私にとって第二の故郷。この季節に感じる冬の入り口のとぎすまされた美しい空気。何とも懐かしく落ち着く大気の質感です。

駒ヶ嶺さんとのランチを兼ねた打ち合わせに、こちらのお店を教えていただきました。とっても美味しく落ち着くお店でした。ぜひまた伺いたい!

木曜日の夜に札幌に入り(飛行機が1時間遅れましたが)、土曜日の朝札幌を発ちました。あわただしい滞在でしたが、懐かしい子供時代を思い出す地にこられたことは、心に一つけじめをつける意味でも良かったと思っています。

5歳から10歳という遊びざかりに札幌にいましたので、記憶に残っている札幌は、土の香りや雪の感触、毎日外で暴れていたので耐えない生傷・・・そして父の運転していた赤い小さなカローラ。吹きだまりにつっこんだこと。大変な雪かき。真っ赤な石炭ストーブ。札大と北大のキャンパス。

西岡に住んでいましたが、その当時は本当に何もなくて・・・今の住宅地の姿には驚きます。羊ヶ丘公園や水源地は自然の魂との会話の場所でしたね。あの時間がまぎれもなく現在の私の源になっています。

たくさんの思い出を抱えながら、また一歩すすみます。

そうそう、札幌でのヒュンニネンリサイタルは、札響定期と見事にぶつかってしまいました。師匠がタクトを執る定期演奏会だったのですが・・・ステージリハーサルだけ少しおじゃましました。一目でしたが師匠ともご挨拶。一部の団員の皆さんともお話ができました。今回の定期はフランス・武満という非常におしゃれなプログラムでした。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 是非いつか、この札幌で先生の演奏が聴ける日を楽しみにしております。今日ここ西岡にも冬がやって来ました。今宵窓の外では静かに雪が降っています。(エレティールの野中@札大隣の住民)

  • >西岡の住人・野中様
    お久しぶりです!なんと西岡にお住いですか!!
    札大の隣とは・・・札幌時代のはじめの家の近所です!
    どんどん寒くなりますね。体調にはきをつけてください。
    札幌にはたくさん行きたいです。お元気で!!

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