記憶の時間


 
 人は、どのくらい記憶をとどめておけるのだろう。8月の6日から9日という日々は、やはり日本人は決して忘れてはいけない日。人類の一員としても、必ず後世に語り継がねばいけない記憶の時間。


 
 物事の原因と結果は単純なものであるはずがなく、必ず表裏一体の事実がある。だからこそ誰もが自分の立場と言葉でちゃんと伝えていく気持ちを持ち続けること、そのエネルギーを維持できる社会環境をつくる努力をすること・・・それが大切だと思う。現在の状態はかなり危険で悲惨で投げやりで・・・まるで何か不可抗力のことにゆだねて解決したがっているような、そんな浮遊の状態にも感じられる。


 
 フィンランドの朝と夜の光もかなりはっきりとわかれてきた。みるみる夜の時間が長くなっている。このどうしようもない事実にも、人は立ち向かっていく。フィンランドでも夏至を過ぎると鬱々とする人もいるという、残された光の中で何をするか・・・そこが人としての力。ほんの些細な光でも残っているのなら、そこを頼りに歩く。そうありたいものだ。

ようやくシベリウス協会関係の原稿を送りこめた。9月のプログラムは日英両方の表記で作成しているのでスタッフは全員かなり大変な状態。それでもシベリウスをはさんで日本と世界を結ぶこの企画全体は、どんな努力をしてもよいものを残したいと全員が強く思っている。


 日中はネットの状態のよい野外で仕事をすすめた。気持ちの良い湖の周りには、光を求めて多くの人が昨日も集っていた。自室はこの街の中心にある。非常に便利でありがたい。そのかわり古い。


 ほとんど自炊の日々。それでも唯一行きつけのお店がこちら。中華。気軽に食べられるのがありがたい。ランチは7ユーロ余りで、ビュッフェスタイル、盛り付け放題。外食全般に価格は高め。ランチが唯一ありがたい価格かな・・・。

さあ、10日にむけてスコアに戻ろう。やっとノルドグレンに向き合えます。

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