猫の言葉・・・・という名著が知られています。
稲垣美晴 著「フィンランド語は猫の言葉」
この本からフィンランド語の魅力に取りつかれたという人も多いようですね。
というわけではないのですが、
昨日はフィンランド語のレッスン。先生のご自宅に伺っています。レッスンが始まると必ず顔を見せてくれる先生の愛猫。この自由な姿が魅力です。やはり私は猫派であります。
夏休み前のレッスンは昨日で終わり。そして昨日は遅ればせながらの「夏至祭」ミニパーティを先生と二人で。ご自宅の縁側で気持ちよく過ごさせていただきました。久しぶりにゆっくりとお話をしながらご飯をいただきました。何より雨もあがって、気温も丁度良く、緑もあって素敵な空気の中でのひと時。先週の怒涛の1週間の疲れも取れた感じです。
Kiitos opettaja!!
リラックスモードのoppilasです。
お庭の木の間から月もくっきりと・・・・・
言葉の勉強だけではなく、フィンランドの歴史や文化や現在の状況なども勉強させていただいています。もう少し集中して勉強のペースをあげたいのですが、今年は無理ですね(^^ゞ あと一ヶ月で本場に投げ込まれます。まさに武者修行の日々が始まります。
現在抱えている原稿のために「カレリア」と「カレワラ」に関わることを改めて調べています。この二つは年末の企画までずっと関わり深めていかなくてはいけません。今年の夏のフィンランド滞在はその研究にも当てています。昨日も先生からカレリア地方のことのお話を伺いました。歴史の重みを感じます。
昨日感じたこともう一つ・・・・・
先生はとっても植物に詳しい、鳥の名前にも詳しい、季節に敏感。このあたりは自分の知っているフィンランド人のほとんどの人に当てはまります。フィンランド人は子供のころ、学校で学ぶことに動植物の名前をしっかり!という内容が入っています。国家の姿勢が反映されていますね。
でも日本も昔はそうだったのですね・・・・自分の親もまたその同世代の皆さんも詳しいです。一昔前は季節の行事も大事にしていました。地域によってはまだまだ大切にそれをつないでいます。都会も意識して季節を考え、日々変わる自然を見るようにしていけば生き物としての大事なことを忘れずにすむのだと思いますね。
口に入るものの騒動が続いています。悲しいことです。でも消費者としても責任があります。チェックを厳しくすることはもちろんです。そしてきちんとしたものを消費者に届けてくださるためには、どのくらいの手がかかりコストがかかるのか・・・・少し考えなくてはいけないと思います。口をあけば御飯が運ばれてくるような意識で便利な世の中に慣れすぎていると、うっかりだまされることもあります。「本物」を見抜く力というのは、どの分野でも試されているのでしょう。政治がまさにその状況ですね。経済の方面で言えば、個人的にはこれ以上ユーロが上がると悲鳴を挙げます。
さあて昨日自然から頂いたエネルギーが残っているうちに原稿を書きあげましょう(^^)v
コメント
コメント一覧 (2件)
「フィンランド語は猫の言葉」は本当にユニークな面白い本ですね。実は今日も読み返したばかりでした。
でも「猫派だ」などとおっしゃると、「ぶう」が悲しまないでしょうか?
「カレワラ」のご勉強のご様子ですが、年末の「クレルヴォ」がとても楽しみです。今週はヴァンスカ、ベルグルンド、デイヴィス、ネーメ・ヤルヴィのCDをきいて予習をしております。
>junsin様
コメントありがとうございます。
はい、たしかに「ぶぅ」は すねております(^^ゞ
名古屋のお土産を持ち帰りたいと思います。
クッレルヴォ頑張ってまいりましょう<(_ _)>