Kapellimestari John Storgårds現る


 本日のみ時間がとれたので、リハーサル拝聴。
マエストロにもお目にかかってきました。
ラハティではたびたび拝見。
忙しく活躍する同世代のフィンランドの指揮者です。
今週、18日19日と紀尾井シンフォニエッタ東京の定期演奏会に客演。
アナ・チュマチェンコ女史のヴァイオリンとともに魅力的なプログラムです。

リハーサルはフィンランドでの姿とまったく変りなく。時間をきちんと使って丁寧に練習していました。
シベリウスの3番も紀尾井シンフォニエッタ東京のサイズはぴったりだと私は思います。
素晴らしい音です。


紀尾井ホールの近所は素晴らしい桜並木ですね。今は美しい緑の小路となっています。
リハーサル後、マエストロもこの道をちょっと歩いていました。
「ああ、フィンランド人だな」と感じるマエストロです。

最近世の中「犯罪品評会」のようになっています。そしてこの状態にかなりの人間が慣れてしまっているという恐ろしい事態です。そんな意識がなくても、きっと麻痺している部分があると思います。原始的な欲望というよりも、人間としての脳味噌の退化だと感じます。そうなってきた原因はもちろん人間自身にあるのだけど、それを回避する能力も本当はもっているはず。取り戻すために、美しく語りかける近所の薔薇を撮影しました。








自分自身も疲労蓄積の日々でありますが、本日の素晴らしいホールでの素晴らしいオーケストラサウンドでずいぶん元気ももらいました。丁寧に作品に向かう姿は美しい。この紀尾井ホールでも今年本番が2回あります。楽しみです。

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