ハンガリー旅行記その1

3月5日、学生は関西空港から、私は成田空港からハンガリーを目指しました。


 成田空港からオーストリア航空に乗り込みます。真っ赤な制服は欧州の人には似合いますね。ひざかけ毛布は明るいグリーンでコントラストが刺激的。機内のヴィデオ音楽サービスは画面が座席背もたれについているので便利でありました。機内食の量が多いことには驚きました。やはりフィンエアよりもフライトが2時間長い分だけ・・・だけではなさそうですが。分量が多く、また全体に味もしっかり。完食はできませんでした。


 ウィーン到着は予定より20分ほど早かった。おかげで乗り換えが助かりました。今度はブダペストに向けてプロペラ機であります。実は後で知ったのですが、この飛行機は先日の「胴体着陸」と同じ機材!


 狭い機内ながら快適。パンが1個、そして水とカフェのサービスがあってあっという間にブダペスト上空へ。


 はじめての東欧圏。ドナウ河の流れが壮大で、またその歴史の息吹が立ち上ってくるようでもあり、神秘的です。この河が流れる場所によってさまざまな顔を見せていることは、音楽や歴史の言葉の中でよく知られています。


 フランクフルト経由でブダペスト入りをした学生のグループとほぼ同時刻の到着。無事の再会を喜びます。しかしこの時点で学生はまだ半分だけの到着。飛行機の都合で、半分はなんと5時間あとの便で到着。大所帯故の問題でもあります。貨物として運ばれた楽器たちを急いでチェックします。


 宿は、ホテルブダペスト。ブダ側にある大きなホテルです。街の中心からは少し離れていますが、落ち着いたホテルです。空港からバス移動。楽器は真赤なトラックが運んでくれました。


 機内で3回の食事、かなり疲労もありましたが、早く到着した組にはこれから夕食のイヴェントが。ハンガリー料理をいただける大きなレストランです。


 嬉しかったですね、本場で出会えました。ツィンバロン。


 もちろん演奏が入りました。ジプシーヴァイオリンの奏者の方とのデュオ。しっかりと観光客用のサービスを心得ているお店でありましたが、グヤーシュを含め郷土料理を頂いておなかも落ち着きました。

レストランを出てすでに10時をまわっていました。後発隊はまだ到着しません。彼らはフランクフルトでの夕食。空港での5時間待ちはかなりの疲労です。先発隊のわれわれは思い思いに休みます。さて、ハンガリーのはじめの夜は暮れてゆきました。

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