シベリウス夫人、アイノさんの書簡集です。ほとんど日記のような感覚で綴られています。
ネット社会が100年前にあったら、どうなっていたでしょうね。
もうすぐ本番を迎える演奏会のプログラム原稿を昨夜書き上げました。
久々の徹夜・・・第2番の交響曲は演奏会数があまりに多くてたくさんの解説がすでに世の中に出ています。
でもあらためてもとの資料を見てみると、結構面白いものです。
このタヴァッシェルナ博士の資料と上記の書簡集、あとはこれまで通ったシベリウス音楽祭での資料など参考にさせていただきました。
眩しい色の表紙ですが、シベリウス交響曲第2番の新全集版です。
一昨年の仙台での公演に続きこの版で演奏します。変更は少しの違いかもしれませんが、楽譜に対していつも真っ白な気持ちで問いかけをするという基本を思い出させてくれます。
新全集版は順次刊行されていますが、演奏におけるパート譜の出版が追いついていないことが懸案事項。待つしかないですね・・・
シベリウス自身の日記はスウェーデン語です。こちらの解読には私はまだまだ勉強が不足。シベリウスブログなんてあったら面白かったな・・かなり細かなことが綴られています。金銭のやりとりや、愚痴や文句も・・・。
古の作曲家の日記や書簡集はいずれも参考になることが多いですね。
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