東京公演終了


 
昨日は1000人を超すご来場をいただきました。
ありがとうございました。


 会場のオペラシティもすっかりクリスマス色です。

バスで6時間、はるばるやってきた東京で普段と同じように演奏できるか・・・その辺も若い学生にとっては一つの大きな課題。


 27日とは異なるタイプのホールのステージで、響きを確かめます。


 危惧していたセッティングも無事に収まり、合唱も立ち位置を確認。

3時から5時過ぎまで綿密なリハーサルが続きました。学生の集中力も見事です。

19時を5分過ぎて開演。
北爪先生の作品は大きな拍手を持って迎えられました。東京のホールでも壮大な深い響きが届いたようです。

サハロフ先生のソロは本当に音が美しい。そしてきめ細かなモーツァルトの言葉が丁寧に語られます。目立つ華やかさや わかりやすい面白みのようなものとは異なる、楽譜ときちんと向き合った奥の深い演奏だったと思います。編成の小さなオーケストラも健闘していました。

そしてラヴェル。弦楽器からここまで豊かな色彩と大人の音を聞けるとは・・と、正直のところリハーサルの最後の方は感心していました。特別な事をマエストロもなさっているわけではないのですが、楽譜にとにかく忠実にきちんと演奏することだけを心がけた結果の音となりました。
ある意味、ラハティ響で行われているヴァンスカ氏の取り組み方と似ています。厳しいリハーサルの結果、オーケストラとして迷いのない研ぎ澄まされた音と集中力が生まれているのです。厳しさは半端ではありませんけどね・・(^^ゞ 

大きな拍手とブラヴォーを頂いて終えたプログラム、アンコールは「亡き王女のためのパヴァーヌ」もちろんホルン奏者は大変です。しかし・・・見事に演奏しました。更に大拍手!


 終わってほっとする学生たち。こちらは大学院生の面々。指揮法授業でも一緒に勉強しています。彼女たちがリーダーとしてオーケストラをまとめていっています。


 インスペクターの顔も見えます。みんな良い顔をして終えることができたのが何より嬉しいです。会場の雰囲気も良かったそうです。私はもちろん袖でスタンバイなので本番はモニターで拝聴。


 今回の総勢180名あまりの出演者は多くの裏方に支えられていました。
OBで東京で仕事をしている人も駆けつけてくれています。教員、指導員はもちろん総出で裏方です。
普段は表のステージに立っている演奏家の方も、黒子のように働いて学生を支えます。事務的な部分もこの大学は指導教員が担当します。受付事務一般すべてです。
規模は小さな大学ですので、目が行き届き小回りがききます。それでもこの事業を成し遂げる為にかなりの時間と労力が費やされた事でしょう。私は昨年からこの大学に関わっていますので、あとから乗っかった・・・という形ですが、本当に皆様お疲れ様でした。

本日10時にバスは名古屋に向けて出発しているようです。道中気をつけて!あいにくの雨模様で寒いですが無事に到着しますように。
学生たちは明日からまた次の課題に取り組みます。そうして大学生活が過ぎていきます。その先は一人で歩いていかなくてはなりません。そのための力をつけるところが教育の現場です。見守る我々はやはり厳しい姿勢であたらないといけないと改めて思うのです。できることはわずかなことかもしれませんが、世間の厳しさに対して耐える力と能力と知力とをできるだけ磨く場であり続ける事。

同時に私自身も常に自分を鍛え学んでいくということにも繋がります。

さあ、私は今週末の本番に向かってリハーサルが始まります。今度は母校の大学。吹奏楽です。今年は自分の手がける作品の作曲者の皆様がご来場下さるとのことで・・更に気合が入るところです。難曲揃いでありますが、あと3日頑張ってまいりましょう!

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