国立音大ブラスオルケスター第47回定期演奏会終了


終わりました。

オペラシティコンサートホールの空間は、天井が教会のように天に向かっています。その響きの特徴に王宮の花火がうまくのるようにするのも、結構難しかったです。いろいろな先生にアドヴァイスを頂きました。ありがとうございました。楽器の位置と向きで相当に影響を受けます。


 ピッコロトランペットも見事に吹ききりました。オーボエの24人の華やかな音もお客様には驚きではなかったでしょうか・・。ファゴットも12本並ぶと壮観でありました。4人のOBの皆さんから現役の学生が良い影響をうけてきているのが分かります。こういう交流が大切なんだと思うのです。今は上下関係が希薄になっている分、逆にお互いに指摘しあうことが難しくなっているようです。困った事だと思います。

チェザリーニはその響きの渦の中で時折アンサンブルが難しくなりましたが、学生は最後まで力一杯奏でていたと思います。シンプルな作品が一番難しいのだと改めて思います。人の音もきちんと聞き取れるくらい、自分の楽譜をものにしていないとアンサンブルはできません。

後半の淀先生のステージは、ホルストの「ハンマースミス」から始まりました。非常にミステリアスな音が使われていて私は面白くききました。大編成の「眠りの森の美女」はチャイコフスキーの有名な曲が並びお客様も楽しめたのではないでしょうか。クラリネットセクションはお疲れ様でした。私はバレエ曲をまとめて聴いたのも久しぶりでした。


インスペクターの一人、Mさんです。オーボエです。ご苦労様でした!夏休みにはドイツで勉強するようです。頑張ってください。


打楽器の学生たちです。いろいろな時代のいろいろな楽器に対応しなくてはいけない部署。いつも忙しく走り回っています。


終演後インスペクター、コンサートマスター、先生と軽く打ち上げ。皆さんお疲れ様。学生はこれから試験が待っています。良い夏休みに突入できるように頑張ってください!後期は複雑な作品が待っています。またよろしく(^o^)/

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