関東にも桜前線がやってきて・・・桜のつぼみはお日様と出会うたびにどんどん開いていくのが見られます。
25日は日立フィルのリハーサル。この本社の食堂での練習はこの日が最後でした。日立フィルの皆様との始めての出会いは・・・シベリウス5番とドビュッシーの海!!というプログラムの演奏会でした。もうずいぶん昔に感じます。本社ビルにはお世話になりました。<m(__)m>
土曜日の夜と日曜日は来週本番を迎えるアイノラ響の最後の集中練習。交響曲第6番を演奏することは、シベリウスファンにとっては特別の想いが溢れます。全員がこの作曲家を好きであるといういわば特殊環境のオーケストラなので、想いがまさって・・という初恋状態にならないように・・・と、指揮官としては考えます。でもそのバランスがうまくいったとき・・・きっと奇跡が起きることでしょう。
練習場の近所に、2種類の色を一本の木に咲かせる不思議な桜がありました。皆さんでしばし鑑賞。
土曜日のリハーサルのあと、自宅近くの街で5名のフィンランド人と遭遇しました。フィンランド語の会話が聞こえたので思わず話しかけてしまったのですが・・・お仕事で2週間ほどの滞在とのこと。突然日本人のおばさんが怪しげにフィンランド語で話しかけたのであちらの皆さんも驚いていました。しばし楽しく歓談。最後は握手で「ヘイヘイ」と言ってお別れしました。
今回のプログラムに「夜の騎行と日の出」という曲があります。スケールの大きな作品なのですが、夜の東京の北の街をさまようフィンランド人と出会って、ちょっと嬉しくなってしまいました。Suomiの神が遣わしたかな・・・・・
ブログしばしお休みします!
コメント
コメント一覧 (6件)
こんにちは。ユリさん、一つ質問させて下さい。アイノラ交響楽団の演目の一つ、シベリウスの「春の歌」最終稿は、シベリウスらしからぬ、分厚すぎるオーケストレーションが逆効果になっていると考えているのですが、いかがでしょうか。どんなに音が重なっても、隙間のかなたに空が、星が見える、というシベリウス・オーケストレーションの中では、失敗作とも言えるかと思うのですが。
>お萩さん
Anteeksi!ご質問の答えは演奏会の後で・・・(>_<)この作品の経緯を辿ると想いは複雑です。
ドイツも少しずつですが暖かくなり、サマータイムへの移行のお陰で日の長さの感じ方が変わってきました。
ユリさんのアシスタントデビューをした「後宮からの逃走」・・なかなか大変ですが、少しずつ形が見えてきました。「高級からの逃走」にならないよう頑張ります。
高級からの逃走・・・ん・・・オペラ作ってみようか。
マエストロ!ドイツの地で頑張ってくれえ。こっちも来週はスオミの地です。
櫻、綺麗ですねえ。近所では木蓮も咲いて、春爛漫といった趣きです。2色咲きは多分接木の所為ではないでしょうか?
2日の演奏、楽しみにしています!
接木の神秘を見たり!というところですね。見事に混ざっていましたよ。木蓮も素敵ですね・・・2日頑張ります!