木曜日は多摩地区の音楽大学、母校の国立音大で授業を持っています。
構内の樹木もだいぶ色づきました。
夜は合唱指揮者の松原千振先生にご紹介いただいたコンサートに出かけました。
これが素晴らしかった!
オルフェイ・ドレンガー(スウェーデン王立男声合唱団)
指揮ローベルト・スント
バリトンソロ ウッレ・ペルソン
ピアノ フォルケ・アーリン
というコンサートです。
合唱王国とも言われる北欧には本当に素晴らしい合唱団は多いのです。
私がフィンランドで何度か耳にしているヘルシンキ大学男声合唱団は、このオルフェイ・ドレンガーをモデルに発展してきたそうです。
この合唱団(ODと書きます)は1853年にスウェーデンのウプサラを本拠地に大学生のグリークラブとして始ったそうです。
ウプサラ大学は1477年に創設されたノルディック諸国最古の大学です。
とにかく素晴らしい。
響きが美しく透明であるのはもちろん、複雑なハーモニーも見事に作り上げ、また見せる舞台も見事。
後半のステージはじめの「お楽しみコーナー」は本当に楽しかった。
まだ公演が続くので内緒にしておきます。
アンデルス・ヒルボルイ作曲の「ムオアイヨウム」という歌詞を持たない作品は、この合唱団の技術の確かさを聞かせる上でも素晴らしかった。
もちろんそれを超えたインパクトを客席は受けました。
メンバーは皆さん他に仕事をお持ちだそうです。
長くなるので、このコンサートを聴いて考えたことはエッセイに書きます。
とっても多くのことを教えていただいたコンサートでした。
そうそう、サカリ・オラモのご親戚にあたる方もいらしていました。
ご紹介いただいて少しお話しました。
しかし・・・・スウェーデン人は本当に背が高い。
フィンランド人とは体格体型が違うのだな,というのをとても感じました。
ステージに並んだときの天に向かっていくような背の高さ。ロビーでお話したメンバーの皆さんは、皆さん見上げてしまいました。
偶然ですが、今日大学でオペラのゲネプロを覗いてきました。
ドン・ジョバンニを大学院のオペラがこの週末に上演します。
オペラの日々だった昔、合唱指揮もやっていた昔・・・なんだか今日は歌に纏わることをまとめて体験した一日でした。
何かうたうべか・・・
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは!
本当に素晴らしいコンサートでした。ヒルボリの曲、生で聴くのは2回目でした(前回はスウェーデン放送合唱団)が、あれだけ力強く歌いながら、実に精緻なハーモニーを構築していたのは、衝撃的でした。
こういうコンサートは何度でも通いたいですね。
ユリさんのオペラも是非聴いてみたいです。
みなみさん、本当に素晴らしいコンサートでしたね!命の洗濯という言葉がぴったりだったと思っています。オペラは今は少し遠ざかっていますが、きっといつか!