同級生

昨日、同い年の指揮者が三人母校国立音大で顔を合せました。

 右から、栗田博文さん、梅田俊明さん、私。同い年指揮者は実は多い・・・196●年生まれが不思議と多いのです。早生まれ組も入れると同級生指揮者の数はもっと増えます。

国立音大のオーケストラ、今年の定期演奏会、学内演奏会はこの三人で担当しました。来週12月10日に芸術劇場大ホールで定期演奏会を迎えます。その指揮を梅田さんが担当、昨日は栗田さんとともにそのリハーサルにお邪魔して勉強させていただきました。私の弟子たちも同行。指揮者が雁首そろえるという、不思議な空間となっていました。

指揮者の数、一時期不足・・・・という声もありましたが、現在若手が急増です。あと10年もすると、ずいぶんと指揮界の様子も変わることでしょう。勉強の仕方、キャリアの積み方なども時代とともに大いに変化してきました。

現場に通常一人しか必要のない指揮者という仕事、なかなか集うこともありませんが、オペラや学校の現場では「久し振り~~」という声が飛び交うことがあります。

皆さんそれぞれに自分の仕事の現場を積み上げています。巨匠や師匠のリハーサルを拝見することも多いですが、こうして同世代の指揮者の仕事の現場からも多くの刺激を受け、学ぶことが多いです。

最近は弟子たちの公演やリハーサルも尋ねますが、そこからもまた客観的な視点を通して自分の中に何かが蓄積されますね。

国立音大のオーケストラ、今年の冬はブラームスとドヴォルジャークです。作品のメッセージを学生らしく存分に語ってください!

そして吹奏楽の授業は、先日の定期に続き若い学年による「ウィンドシンフォニー第20回定期演奏会」が12月7日(日)大学講堂ホールにて14時から開催されます。こちらもぜひ!おでかけください。

昨日こちらのリハーサルにも少しお邪魔しましたが、とてもふくよかな艶のある響きがしていました。そしてサウンドが元気です。若々しくみずみずしい。前期に一度リハーサルにかかわりましたが、その時と比較して格段の進歩です。プログラムも多彩で、大きな編成によるクラシックの名曲作品もあります。お楽しみに!

本日も大学にでかけます。

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