レイキャヴィークで再会!


 朝9時半から、アイスランド交響楽団のリハーサルを拝見しました。この会場は隣に映画館があるホール。まもなく新しいホールが建設されるということでした。確かに少し年季が入ったホールでした。


 こちらがホールの中。間口の広いつくりです。決してデッドな響きではないのですが、もう少し余裕のある空間がほしいなと感じるところです。決して悪い響きではなかったです。


 ペトリ・サカリ氏の部屋の前で待つ間周りを見渡すと・・・・いました。

だれあろう・・・若き日のオスモさんです。歴史をさかのぼって写真がホール地下の楽員の控え室壁に飾られていました。

リハーサルはマエストロいわく「久し振りに演奏する4番のウォーミングアップ!」ということ。ペトリ・サカリ氏とアイスランド響のレコーディングは知られていますが、それ以後4番が演奏会で取り上げることはなかったとのこと。

この日のリハーサルは、日本公演の前の特別なリハーサル。来日直前にまたシベリウスを全部リハーサルなさるそうです。

録音時にはいなかったメンバーも多いということで、楽譜の確認を含めて全体を丁寧にリハーサルなさっていました。こちらも勉強になります!このチャンスに深く感謝です。


 暖かく迎えてくださり、お忙しい中いろいろお話くださったマエストロに感謝です。4番のあとはランチをはさんで5番でしたが、私は途中失礼して5番の最後の方にまた伺いました。リハーサル後、母ともどもホテルのラウンジでまたお話の機会をくださいました。トゥルクのオーケストラの指揮者ですが、世界各地いろいろと飛び回っているようです。オーケストラのメンバーが日本公演をとても楽しみにしているということを重ねておっしゃっていました。プログラムもアイスランドの作曲家のものを含む非常にハードなものなのですが、マエストロ自身楽しみになさっているのを感じました。


 そして、再会です!Bryndís Halla Gylfadóttirブリンディスさんです!このオーケストラの首席ソロチェリストであります!もちろん4番のソロは彼女です。これは楽しみが増えました!本日も素晴らしい響きでじっくりと聞かせてくださいました。





リハーサルの間は母と街を散策。しかし!散策などという穏やかな言葉は似合わない凄まじいものでした。ほとんど台風です。風雨が強まり、傘は役に立たず、フード付きの厚手のコートでなんとか・・・・。一番見たかった教会は修復工事で3時にはクローズ!で見られず・・・。歩くのに時間がかかったので、国立博物館の開館時間にも間に合わず・・・この天候では展望レストランも期待できず・・・やむなく街並みを買い物しながら歩くということになりました。ずぶぬれであります。この雨の散策のあと、もう一度リハーサル会場に行ったのですが、ホールの暖かさに救われましたね。母にはちょっと残念で苦労をかけてしまった道のりでした・・・<(_ _)>

思いがけない出会いで、いろいろな刺激をいただきましたが、明日17日は朝5時にホテルを出て空港へ向かいます。7時50分発のフライトでストックホルム経由でフィンランドに戻ります。

そして帰国の準備です。

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