大阪へ


 明日から、楽譜をたくさん抱えて大阪に入ります。

大阪市音楽団の皆さんと2月2日に三重県津市に入ります。

 吹奏楽フェスタin三重という公演。3部構成の盛りだくさんのコンサートになっています。

毎年山ほどの作品が生まれて演奏される吹奏楽の世界。たくさん演奏されることで、本当に素晴らしい作品が厳選されて生き残っていきます。その歴史の途中に今我々はいるわけです。できたてほやほやから、老舗の味のする作品まで一緒にステージに乗せることができることを、音楽家としては非常にうれしく演奏家魂に火がつくわけです。


 その大阪市音楽団と3月にも共演いたします。ゲストにこちらのトランペット奏者をお迎えします。フィンランドが生んだ、世界的なトランペット奏者、ヨウコ・ハルヤンネ氏です。今回、大阪、東京、札幌でコンサートがあります。

3月20日(祝・木)大阪市音楽団青少年コンサート
森ノ宮ピロティホール
(詳細はこちらhttp://www.shion.jp/concert/program/program_275.html)

3月22日(土)相愛大学ウィンドオーケストラ 
相愛大学大学講堂(南港)

3月25日(火)東邦音楽大学ウィンドオーケストラ演奏会 
国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟大ホール
(詳細はこちらhttp://www.toho-music.ac.jp/event/detail_j.html?topics=412)

4月1日(火)リサイタルin札幌 
札幌教育文化会館小ホール

コンサートの詳しいお知らせは、また追って掲載いたします。ぜひお近くのコンサートで、ハルヤンネ氏の演奏をお楽しみください!


 明日からまた一つ、新しい公演のリハーサルも始ります。おととし12月に初共演の、横浜国立大学管弦楽団です。メインはこちらの作品。楽譜もこの版を使用します。前回はシューマンで、今回はブラームスで共演。ドヴォルジャークのチェロ協奏曲では長年の音楽仲間である、三宅進氏と共演します。こちらも非常に楽しみにしていることです。

明日は、横浜を経由して大阪入りとなります。



 来月本番の公演でドビュッシーを2曲取り上げていますが、昨年からこの2冊を持ち歩いています。どちらも素晴らしい本ですが、この青柳いずみこさんの著作は本当に見事だと思います。昔「海」を演奏した時に購入して、以来折々読んでいましたが、今回「弦楽四重奏」という難解な作品を手掛けるに、非常にたくさんの発見の裏付けとなることを、この御本からいただきました。ピアニストであり研究家であるという立場での著作には、説得力があります。

2月2日が2008年はじめのステージです。今年も音の世界を戯れます。

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