週末二題


Kiitos Osmo!
24日はアイノラ響のリハーサルにフィンランドの師匠、オスモ・ヴァンスカ氏がお忙しい中いらしてくださいました。1時間ほどの中でオーケストラと合唱を聴いてくださり、メンバーに貴重なメッセージをいただきました。

宿泊先にお迎えに行き、車でリハーサル会場まで移動。この先の仕事のことや、先週の読響定期のことなどなどお話を。どこへいても変わらず同じオスモさんです。ご多忙ですが、お元気。

会場に到着してすぐに、フィンランディアの演奏でお迎えです。後で伺ったところ、とても喜んでいただけたようで・・・。

短い時間の中でのできごとでしたので、クッレルヴォをすべて聴いていただくわけにはいかなかったのですが、良いコメントをいただきオーケストラも大いに励みになったかと思います。この突然の企画のために、舞台裏がどれほどの騒ぎになっていたか・・・・は、後でじっくりとメンバーから聞きました。たまには、良いでしょう・・・(^_^)

クッレルヴォという、フィンランド人にとってとても大切な作品を、こうして日本人だけのキャストで公演を行う・・・ということを我々も心して、作品や作曲家に恥ずかしくない演奏をしたいと思っています。

25日は、そのクッレルヴォのソロを歌ってくださる駒ヶ嶺ゆかりさんとピアノの水月恵美子さんによる「シベリウス歌曲全曲シリーズ第6回」のリサイタル。ここにゲストトークとしておじゃまいたしました。このシリーズ非常に素晴らしい有意義なことと思っています。しかしこれまで全く日程が合わず伺えませんでした。今回ようやく!そして貴重なトークの機会もいただきました。

駒ヶ嶺さんも水月さんも私がフィンランドに深く関わるようになってずっと御縁を戴いていますが、大らかな暖かなコンサート作りを今回も堪能、そして勉強させていただきました。お客様に楽しんでいただくということ、その姿勢、まっすぐな作品への愛情・・・もろもろを感じました。

会場は「華空間」という学芸大学駅から徒歩13分ほどのところ。中華料理の大きなお店です。そのお店の5階にすてきなサロン空間がありました。魅力的です。コンサートの前に頂いた飲茶も上品なお味で抜群!お仕事抜きで今後は伺います。


 作品61の8つの歌、ルオンノタールなどでシベリウスの世界を奏でてくださったお二人とともに。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • ユリ先生、お久しぶりです。
    アイノラ、素晴らしい体験だったんですね!
    オーケストラを離れて丸3年になり、少し恋しくなってきました。
     育児休業が明けて仕事に復帰し、吹奏楽部の生徒といっしょにオーボエも少しずつ復帰しています。
    先月は地域の高校生が集まり、国立音大のすてきなホールをお借りして、久々にステージで演奏できました。(妊娠前は生徒のフリをして制服で出ていましたが、もう無理なので普通のスーツ)
    2歳半になった娘が、ピアノを弾きながら(猫と同程度の腕前)「アキラくんと同じ!」(NHKクインテットのファンなので)と楽しむようになりました。
    私が夜、外出できるようになるのはもう少し先かな?
    それまで、このサイトを楽しみにしたいと思います。

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