好調なスタート、それでも慎重に分析している監督。さすがだ・・・。
SUOMIから届いたもの第二弾。スタディスコアサイズのクッレルヴォも発売となっています。携帯には圧倒的に便利です。昨年入手したハードカバー3冊分冊(コーラスも入れると4冊セット)は校訂報告があるので絶対に必要なのですが、それでもとても持ち歩けない・・。旅が多かった春先、この小型があれば・・・と思いました。
トップ写真がザルツブルグの風景に変わりました。3月のハンガリー演奏会のあと立ち寄った場所です。15年ぶりのザルツブルグ、思いだしながら今のザルツをご紹介。
ブダペスト空港からウィーン経由でザルツブルグへ。小さな飛行機。実は例の問題のあったものと同型。
空港に降り立ったとき、15年前を思い出しました。ほとんど姿が変わっていなかった。同じように徒歩で空港施設内に入りました。
空港からタクシーで20分ほどで街中へ。ホテルから早速歩いてみましたが、こんな立派な建物は以前はなかった・・・
有名な場所のひとつ。ミラベル城の庭園ですね。ここは昔もよく通りました。コンクールのご褒美で航空券往復を頂き、この地へ入ったわけです。ザルツブルグモーツァルテウム管弦楽団の当時のシェフ、ハンス・グラーフ氏のもとで少しの間勉強させていただきました。このオーケストラはオペラも担当します。忙しいオーケストラでした。コンサートとテアターの仕事の両方を見ていました。そしてこの地を拠点として、ウィーン、ミュンヘン、ベルリンへと動きまわったのです。
15年前当時桐朋学園でお世話になった先生がたが、どういうわけかほぼ同じ時期にそろって海外公演で中欧へいらっしゃいました。ベルリンで小澤征爾先生、ミュンヘンで秋山和慶先生、そしてウィーンで師匠の尾高忠明先生・・・。面白い出会いでした。そんなことも思い出しましたね。大フィルのヨーロッパ公演の時は団員の方とソーセージを山盛り食べに行きました。(食べきれず)ウィーンでは尾高先生と当時ウィーンで勉強していた同門の指揮者と再会して、ワインを頂いた記憶があります。和食も・・・・!(食べモノの思いでばっかり??)
ザルツブルグは古い街、そして比較的年配の方が多い街。落ち着いた素敵なカフェも多いです。
大聖堂手前の広場、ここの馬たちの顔ぶれは変わっているでしょうが、その風景はまったく変化なし。
このホーエンザルツブルグへはたびたび通いました。アルバイトをしていたのです。このお城の中の広間で室内楽の演奏会がたびたび開かれます。その時に「譜めくり」を頼まれました。開演の1時間前に突然電話がくることもありました。あわててお城を上り・・・薄暗い広間のほのかな明かりの中で、はじめての楽譜を見ながら譜めくり・・・・そんなことも思い出しました。1回あたり500円程度のバイトかな?それでも貧乏留学生としては貴重なお金でしたよ。
ザルツブルグに入った当初は、オーケストラの日本人のファゴット奏者、富永さんに大変にお世話になりました。練習室にしばらく住まわせていただいていたのです。その当時の家はこの一角にありますね。その後駅のそばのアパートへ引っ越し。やさしい大家さんのもとでの暮らしがありました。ストーブの燃料の入れ方がわからない・・・ストーブがつかない・・水が出ない・・・いろいろありましたが、暖かな思いでです。寒かったですね、あの時のザルツブルグの秋は。
また写真を掲載してみましょう。
さて、あさってのトークにむけて頭をフィンランドに戻します!そして日曜日は本番です。
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