国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールにて開催。リハーサルでは時折使用する施設ですが、大ホールははじめて。
14時15分から15時までのステージリハーサルの後、出番まで3時間の待ち時間。その間、教室のヴァイオリンとピアノの生徒たちによるソロ演奏があります。合唱のクラスも関田英二先生の指揮のもと発表がありました。
18時ころ出番。子供たちは落ち着いたものです。ステージに慣れている子供が多いなと感じましたね。ソロの演奏者も非常に堂々として、もくもくと自分の演奏を紡いでいましたよ。
さてわれわれの演奏、ラウタヴァーラ作曲 ペリマンニトから。はじめの不協和音はどのように思われたか(^^ゞ 続くソロのある楽章も、なかなか達者に演奏してくれます。
シベリウスのアンダンテ・フェスティーヴォでこの演奏会を締めました。子供たちのまっすぐな限りなく美しくピュアな音色はこの作品にぴったりかもしれません。そして若さが求める崇高さへの憧れなど、まさに作品の精神を体現してくれたと思います。シベリウスの晩年の作品ですが、人間の本当にピュアな部分を紡いでいる作品です。
弦楽器の良い響きがお客様にも届いたようなので、ほっとしています。
帰り道、この間リハーサルで話していた「三日月のような口」が夜空にくっきり!ヴィオラの妙技に喜んでくれたのかな??(^^)v
どうやら「ぶう」も指揮をしたくなったようです。
桐朋学園はディプロマに入学していますが、卒業はせずに出てしまいました。ちょっと中途半端な学歴ですが、それでもこうして学校と再会できたのは嬉しかったです。
素晴らしい才の芽を持った子供たちがたくさんいることを知って、未来が嬉しくなります。でっかく育ってほしいですね。未来のオーケストラが豊かに響くために!未来の素晴らしいソリスト誕生のために!
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