昨日ロシアで今日は江戸川


 まずはこちらから・・本日17時よりFM江戸川の番組に出演させていただきます。このサロンコンサートの会場が江戸川区であります。7回目を迎えたサロンのお話や、北欧での指揮活動の話などさせていただく予定です。もしお耳が空いていらっしゃいましたら、地域の皆様ぜひお聴きいただけますと幸いです。


 昨日はこちらに参りました。
ドミートリー・ショスタコーヴィチ生誕100年記念
講演・演奏&シンポジウム 
<地球的/ショスタコーヴィチ>
というタイトルで日比谷公会堂にて開催。


 なつかしのホールという趣。
環境もこの入り口の雰囲気もとても落ち着きます。
歴史のある建物なのでやはり難もあります。
客席であります。そして空調。
この二点だけ改善されれば、まだまだまだまだ現役で活躍してほしいホールです。

昨日は「日露友好ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクト2007」実行委員会と、東京外国語大学の主催でした。

森田稔氏の基調講演から始まりました。 司会は亀山郁夫先生。テレビのロシア語講座で講師を務めていらしたのでご存知の方多いと思います。 森田氏からは、日本とソ連時代の山田耕作氏とショスタコヴィッチの交流などエピソードを交えての歴史的なお話でした。

続いてマナシール・ヤクーボフ氏の講演。
「巨匠と同時代人としてのショスタコーヴィチ」
DSCH出版から刊行されている新全集の監修と注釈を担当なさっています。 昨日は歴史の流れや世界の国々の中でのショスタコヴィッチ需要において解説されてました。実は2003年に交響曲第9番を手がけたときに、この全集版の楽譜についての質問で手紙のやりとりをさせて頂きました。とても丁寧なご回答を頂きました。

続いてエリザベス・ウィルソン女史による講演
「ショスタコーヴィチ音楽のなかの象徴とサイン」
チェリストであり、作家であり、教育者であるかたです。 ロストロポーヴィチに師事しています。ジャクリーヌ・デュプレの伝記も出版しています。 この日は5番のシンフォニーになど関する世界の最新研究の流れが聞けました。

休憩後 イリーナ・メジューエワさんによる「24の前奏曲」から3曲のピアノ演奏と、
山崎伸子さんとメジューエワさんの伴奏でチェロソナタの第1楽章の演奏がありました。
日比谷公会堂で音を聴いたのは本当に久しぶり。 なんとも言えず鄙びた落ち着いた空気があって、良いなと感じました。
問題は空調であります、そして客席の椅子の音・・・(-_-;)

その後ロザムンド・バートレット女史の
「ショスタコーヴィチと1920年代ソヴィエト・ロシアにおけるオペラ戦争」という講演。
「20世紀のヴェルディ」という言葉が印象に残りました。

最後は井上道義氏による基調講演。そして来年の全曲演奏会への想いを語っていらっしゃいました。 この日比谷公会堂で2007年の11月開催されます。 楽しみな企画です。


 
終演後外語大のロシア語科先生やスタッフの学生、そしてご出演の先生方、演奏家も交えて新宿で打ち上げ。
バートレット女史といろいろお話ができました。
自分のことを紹介させていただく前に 「シベリウスだったら、今は・・」とオスモさんのことを推薦されてしまいました(^。^)
さすが英国の方であります。

お2人の英国の研究者はロシア語も堪能。 宴席はロシア語と英語が飛び交っておりました。 一柳富美子女史と久しぶりに再会できたのも嬉しかった。 非常に尊敬する女性の一人です。ロシア音楽特にショスタコーヴィチに関して第一人者の研究者です。懐かしいお話と、これからのお話と交えて刺激をたくさん頂きました。

宴席(私はノンアルコールですが・・(-_-;))で井上道義氏が語って入らした、ショスタコーヴィチ演奏への姿勢は非常に共感します。そしてそれがきっと来年の11月に花開くものと思います。楽しみにしています!

新しい整備された飾られたホールにはない奥の深さがこの日比谷公会堂にはあると思います。ショスタコーヴィチの演奏にはとてもしっくりくるのでは・・・と、あくまで推測でありますが感じました。ステージの広さや客席の問題はこれから検討して方法を見つけていかれるようですが、この場所でまとまった音楽のプロジェクトが開催されることに、とても期待が膨らみます。

シベリウスイヤーに企画していることへも良い刺激となりました。大いに勉強させて頂きました。 しっかりと根をはって人生たくましく歩いていきたいと思いました。
まだまだ不勉強を恥じることも多かったのですがね・・・・(ーー;)

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