冬の入り口


 都電線路沿いにはバラが植えられています。
夏のバラも見事ですが、冬のバラも気品があって素敵な色合いを見せてくれます。


 山茶花も咲き出しています。
赤もちらほら、今日は白にしました。


 昨日はエレティールのリハーサル。久しぶりでした。
長いつきあいのオーケストラですが、今回はこちらの都合でリハーサル回数が全体に少ないのです。
分奏や副指揮者によるリハーサルを間に挟みながらの取り組み。昨日は分奏の効果が出てきていたようです。楽しみになってきました。
あと2ヶ月弱、シベリウスのメモリアルイヤー来年は2回第2番の交響曲を演奏することが決まっていますが、まずは2月4日。

この写真は・・「とびうおのタタキ!」珍しいものをいただきました。
年内このオケとの最後のリハーサルだったので、皆さんと寄り道を。事情により私はソフトドリンクでしたが・・(^^ゞ 
あとは・・「山芋」と「もずく」と「いか納豆」と・・・まあ健康的なものを少々・・。
年齢を重ねますと、まあいろいろとあります。元気でたくましく活動をつないでいきたいので自己管理というものをスタートさせたわけであります。はい。

シベリウス2番の話に戻って・・・このシーズンにも巷で演奏される機会が多いようです。昨日は音大のオーケストラ定期演奏会もこの曲がメインでした。拝聴はできませんでしたが・・(T_T) 
エレティールの母体、電気通信大学も2週間後の定期演奏会で取り上げています。
情報はこちら

電気通信大学管弦楽団第49回定期演奏会
共演:実践女子大学アンサンブル・レフィーユ
曲目: シベリウス 「交響曲第2番ニ長調作品43」
ビゼー 「組曲 アルルの女」より抜粋
ベートーヴェン 「フィデリオ」序曲
指揮: 藤崎 凡
日時: 2006年12月24日(日) 開場14:00 開演14:30
会場: 調布グリーンホール 大ホール

2曲もプログラムが重なっております。エレティールの演奏会も現役が何人も参加してくれています。

フィンランドのオーケストラ来日公演の際もこの2番を演奏する回数がダントツに多いです。巷でもシベリウスなら2番という声は圧倒的に多いのですが、本国では1番と2番はシベリウスの交響曲の中では少々異質だという人も多いです。
シベリウスらしさ、良さは3番以降の交響曲にありと熱く語ってくれるフィンランドの音楽家にたくさん出会います。
日本の音楽家でも「シベリウスの3番以降の作品は構成力が弱い」「オーケストレーションがちょっと」という意見を聞きますが、おそらくそれは中欧ではぐくまれたクラシックの王道作品、音楽芸術文化と比較しての判定なのでしょうね。違う物差しで見ると、その魅力もクローズアップ、シベリウスらしい言葉が見えてきます。他の北欧作品に関してもそうです。
私自身、クラシックの王道と言われる作品たちへの敬意の念と愛情はたくさん持ちながらも、そのほかの地域で育まれた音楽文化へはまた違った愛情、興味を持って取り組んでいます。日本の作曲家が生み出した作品への姿勢が変わったのも、北欧の音楽に取り組むようになってからですね。価値観が大転換!というところです。
世界は広い、地球はひとつ・・・なんだか標語のようでありますが・・・(^^ゞ 
とにかく溢れる様々な文化をしっかりと自分の中にかみ締めて大事につなぎ育てて生きたいと日々思うわけです。
あんまり取り入れすぎるからこういう体格になっているわけでは・・・ないことを願って(T_T)
痩せます!

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