ミニ帰国報告 その3

湿度30パーセントの風景をご覧下さい。

本当にからからだったのです。木々は哀しそうに耐えており、早すぎる紅葉も始まっていました。

それでも黄色と赤紫、そして少し白の草花が夏の終わりを彩っていました。

音楽祭が終わり8月5日、飛行機とバスを乗り継いでラハティで戻りました。さすがにへとへとでした。

 ラハティのヴェシヤルヴィはかわらぬ姿で静かに・・

 長い夏を人々は楽しみ光を浴びていました。港もお店がまだたくさん残っていて、南欧のような雰囲気も少しだけ・・・

 ラハティにも留学生が増えています。湖でみかけた若者たち。

 8月9日にはヘルシンキへ。日中はリエクサの音楽祭で公式伴奏ピアニストとしても大活躍だった柴山直子さんとお昼をご一緒させていただきました。ありがとうございました!その後フィンランド日本友好協会の方と面会。そして夜はフィンランド放送響RSOを拝聴。指揮はサカリ・オラモ氏。もちろんヨウコも乗っています。1時間の短いコンサート。コンサートの後は、ヘルシンキやラハティで勉強した、またはしている、そしてこれからする・・・という留学生の皆さんと集い深夜バスでラハティへ戻りました。若者たち!がんばれ!

 さて今日は房総岩井から戻ってきました。横浜国大の合宿でした。さすがに夏の岩井は暑い・・。シューマンの交響曲第四番は1841年稿で行います。私はとてもこの版に魅力を感じています。仕上がりが楽しみです。ゲーゼのオシアンの余韻も久しぶりに取り上げますが、自分の中身も随分変わったな・・と感じています。グリーグは最近続けて取り上げていますがぜひとも深いノルウェーの響きを実現させたいです。

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