冬至・クリスマスコンサート

明日から昼間が長くなる・・・少しずつ・・

それだけで、かなり気分が違うのだという人もいるこのフィンランド。
夏至を過ぎると、これから始まる暗闇への季節に鬱々となる人も多いときく・・・
自然の摂理には従うしかないのだ。生き物は。

ラハティ響はクリスマスコンサート、18時からと20時半からの2公演ずつ二日間。
昔はこういうコンサートはなかったようです。
シベリウスホールができてから、仕事の内容がかなり変わりました。
そしてここ数年の知名度上昇で格段に多忙になったオーケストラ。
これからどうなっていくのでしょう・・・

休憩時間にメンバーとしばし近況報告。
中国の演奏旅行はいろいろと面白かったようです。
ホールが寒かったこと、お客さんが後からどんどんどんどん増えたこと、言葉がわからん!ということ。
こちらもクオピオの報告。


冬の顔のシベリウスホールです。

夜道はあまりに美しくて、独りで湖の傍を歩いていても心は温か。


寒さが作り出す自然の芸術は、ムーミンの本に登場する人物たちへの想像をかきたてます。
ずっと昔の人たちは、この美しい自然芸術に多くのことを見て、感じて、言葉や音や造形で後の世代に伝えているのだろうな・・・・
夜道の散歩は古に想いが運びます。

人間がそれを塗りつぶしたり、追いやったりして・・・
そして現代はそういうものが目に入りにくい街を作ってしまった。
とっても残念なこと。

この部屋のすぐ傍の学校が改装工事終了!
新しく綺麗に大きくなっていました。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 「人間がそれを塗りつぶしたり、追いやったりして・・・
    そして現代はそういうものが目に入りにくい街を作ってしまった。」
     鋭いご指摘です!フィンランドの町の居心地良さのわけが分かりました。「自然との共存」が強く意識されているからじゃないでしょうか。

  • >junsinさん
    コメントありがとうございます!お元気ですか?
    北欧諸国は特に国として「自然と共存」を掲げて発展していくことを行っていますね。子供の頃から動植物に関する教育の機会も多いようです。テレビ番組でもそれを感じます。
    今、朝のニュースで、サンタクロースがテレビスタジオに来てお話をしています。YLE1のチャンネルです。(^^♪

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