昨日はコンサート

よく晴れた日曜日、国立音大シンフォニック・ウィンドアンサンブルの定期演奏会が終了しました。
多くのお客様にお越し頂けた、暖かな雰囲気の演奏会になりました。

紅葉が綺麗ですよね。
私が在学中はこんな見事な樹木はありませんでした。

それだけ年月が経過しているということでして・・

 

この部分も新しい建物で、昔はありませんでした。
いかにも「学園」という趣ですよね。


こちらは講堂の入り口。
最近はご近所の皆様のおでかけが増えているとの事。良いことですね。

爽やかなマーチから始った前半、新作演奏もなんとか作曲者に喜んでいただけました。
独特の緊張を必要とする作品です。
そしてショスタコヴィッチ。
こちらも緩急めまぐるしく変化をもち、その内容は複雑という作品。
私は好んで取り上げますが、この手のものは苦手と言う人も存在することと思います。
もっともっと慟哭のごとく鳴り響くというところまで到達できると良かったです。
学生も様々な想いを抱えながらの演奏であったかと思います。

後半はうってかわってリラックスした柔らかな雰囲気のステージでしたね。
若い学年も頑張っていました。

アンコールの2曲目、「キャンパスフェスティヴァルマーチ」は歴史を持った名曲であります。
私はこの大学の別の学科を卒業していますので、偉そうに語る立場にはありません。
しかし昨年残念ながら亡くなられた、ブラスオルケスターの育ての親で吹奏楽界の大御所であった大橋幸夫先生の背中、
そしてその後を引き継ぎ我々を暖かく育ててくださった一昨年退職された大阪泰久先生のご指導のお姿をずっと拝見してきている自分にとっては、
おそらく管打楽器卒業生と同じくらい重みを感じております。
昨日は天国の大橋先生へのメッセージもこめて演奏させて頂きました。
まだまだ巨匠の先生方の域には及びませんが・・。

教育も文化も芸術も一朝一夕でできるものではありません。
良いことを積み重ねていって、やっとこさ何かが見えてくるものです。
だから流行りモノに流されずに、本質をしっかりと見据えて「ことことことこと」「ぐつぐつぐつぐつ」煮込むように美味しいものを作り上げていきたいと思います。
それは自らのタクト生活にも言えることです。
昔を大事にしても、新しい試みはいくらでもできます。
本質的なことは普遍的です。

美しい紅葉・・気象条件に左右されながらもなんとか今年も見事に色づきました。
自分ではどこにもうごけない彼らは、その体内で自然界と会話をして自分を変化させながら頑張っているのでしょう。
外面だけ繕ってとんでもないことをする人間界を呆れてみていることでしょうね。
建築業界だけの問題ではないこの一連の「耐震強度偽造問題」、「壊れてから謝ればよいや・・」などというニュアンスの発言もあったとか・・
世の中信じがたい事故が増えている日本の問題の本質が見えていると思います。
見事に色づく木々を見ながら猛省!<(_ _)>

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 紅葉!何気なく見ていた風景ですが綺麗ですね。でもまだこんなに葉っぱあるもんでしたっけ?こっちは日本のように綺麗な紅葉はなくて秋を感じる間もなく冬に突入しました。先週からは雪が降り始めました。どこもクリスマス色です。
    ショスタコ9なんて!あと一年早くやってくれたらソロ吹けたのに~!でも今年はまだ変態コンビがいるのできっとイカしたソロだったのでは?僕は今オケスタで勉強中ですがまだいまいちつかめません。抽象的なものはあっても具体的な表現に結びつくまでにはまだ修行が足りません。

  • >えび君
    元気ですか!?ヨーロッパはあっというまの冬のようですね。大学の風景は在学中はあまり見えていないものかもしれません。私もそうでした。ファゴットの後輩たちは試行錯誤しながら本番は力を発揮していましたよ。また近況お知らせくださいね。

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