JOULUKUU(12月) 長野から戻る


 11月30日、オーケストラ・ソノーレ長野第16回定期演奏会終了しました。長野で演奏会を持つのは初めて。やや小ぶりのアットホームなアマチュアオーケストラ、難曲シベリウスの交響曲第2番に取り組みました。



 前日のリハーサルからとても良い天気。山を背景に広々とした空間が広がるこの長野、気持ちの良い街です。


 このリハーサル会場でみつけたポスター!よく見知った顔が出ています。12月16日に昨日と同じホールで公演があるそうです。長野の皆さん、ぜひこのスーパートランペット奏者をお聴きください!


 シベリウスの春の歌と交響曲第2番、そして川越守「北海の幻想」北国を軸としたプログラミング。


 県民文化会館の中ホールでした。ステージの奥行きには余裕がないものの、客席での響きは程よい奥行きとやわらかさを感じました。

前日のリハーサルではやや厳しい状況だったのが、ステージでは皆さん集中力でよい流れを作り出していきます。

本番も伸びやかにシンプルな旋律を奏でていました。北海の幻想はこの楽団の代表を始めとして北大出身者もいらっしゃることもあり、その作品の魂を「知っているぞ」という響きが届きます。

そして交響曲第2番、正直のところ「壁が高い・・・」とリハーサルの中で思っていました。雰囲気だけでごまかせる作品でもなく、聞いているよりもはるかに複雑な楽譜。今回はもちろん全集版の楽譜を使用して、より楽譜の姿をきちんと再現!を心がけていたのでなおさら細かい要求が多くなります。皆さん最後まで粘り強く取り組んでくださいました!

お客様からも暖かく声援交じりの拍手をいただきました。感謝です!


 今回のコンサートマスターのお二人と、エキストラのハープ奏者のかた。ハープの方は富山から参加されています。皆さんありがとうございました!


 金管楽器のメンバーの皆様と。シベリウスが持つ独特の金管の扱いに熱心に取り組んでくださいました。


 レセプションの最後に集合写真。皆さんの笑顔が非常に嬉しかった時間です。

楽器が好きで、音楽が好きで、音楽歴は様々ですが一緒に演奏する仲間を好きで、お互いを大切にしながら活動しているアマチュアオーケストラ。そんな姿を見ました。お仕事の事情で急遽出られなくなった人もいました。逆に体調が戻って急遽出演の方も。生活の中で自然に音楽と付き合うということは、無理をしないことです。好きでやっていることです。生きるペースにあわせてお互いの立場を理解しながら集まって奏でる。これがアマオケの基本でしょうね。暖かな皆さんでした!

演奏会の翌日はミニ旅行があったのですが、それはまたあらためて!

ソノーレの皆さん、本当にありがとうございました!そしてじっくりと聞いてくださったお客様、応援を送ってくださった皆様ありがとうございました!

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