表現・・・・・・・

神戸に来ています。
雨です。冷たい雨・・・・
でもこの冷たい空気は好きですね。やはり北国の人間なのでしょう・・・自分は。
行きの新幹線、上りが軒並み50分ほど遅れが出ていましたが、東京駅での超特急のお掃除、
そして途中のスピードアップ!のおかげで名古屋以降は定刻で到着していました。
すごいものだ・・・。

今、NHKで亀山郁夫先生が出ていますね。爆笑問題の番組です。
この番組は面白いです。なるべく見るようにしています。
様々な専門家が専門の説明だけではないことを語ります。

今日の番組の舞台はロシア料理店ですね。美味しそうだな・・・
「チャイ」 好きですね。ロシアンティ。子供のころは無条件に好きでしたね。
ウォッカの一気飲みはもうできませんね・・・・。でも美味しそうだな・・・。
熊本のウォッカはもうなくなったでしょうね・・・・・

本日リハーサルをした、シューマンとニルセン、両方とも作品の中にベートーヴェンが見えますね。
ニルセンの作品にはドイツ音楽が様々な形を持って現れてきますね。
10月に演奏したショスタコーヴィチの中にも登場します。
この2曲はある意味同じような背景を持っている作品です。
現実の「戦争」というものを目の前にしていること、相手がドイツであること、芸術家としてドイツの土壌が育んだものを決して無視はできない。むしろ敬意を持っていること、しかし目の前に現実があること。
この堂々巡りの状況から二人の作曲家は素晴らしい作品を生み出している。

道中楽譜を見ているうちに、なんだか「あ~~そうか」とわかったことがあった。
私は理数系は全く駄目で、非常に苦手意識を持っている。数学も物理も高校時代は頭を抱えていた。
そんな人間だけど、楽譜は見事に数学的美学でもある。そんなものといつも付き合っている。
とつぜん、「あ~、数学も芸術なんだ」と今更ながら悟った。今さらである・・。
わが身を取り巻く世界を数式で表現しようとしているだけなんだ・・・と。
誰かが作った設問がどこかに隠れているわけではなくて、数学の世界とは表現する方法を数式理論の中に見つけた人が数学者なんだと。
数式の記号の中に言葉と音を見つけた気がした・・・・・足し算にも協和音と不協和音がある。

そんな思いを持ちながらリハーサルを終えてホテルに戻ると、BSで「博士の愛した数式」をやっていた。
「!!!」と思いながら少し見ていると、博士の姿にまさに偉大なマエストロが持つ風格と大いなる世界への愛情を感じた。
「それですよ!」と独りでうなづきながら、自分も子供たちと一緒に音楽に接していると、何度も演奏している作品もどんどん楽しくなることを思い出した。先月の学校訪問での体験がまさにそれだ。
子供の眼を通して、音符を使ってあらわされた世界の表現が新たな姿に見えてくるのですね。
新鮮だ!という表現さえも古く感じるほど、もっと新たなまっさらな感覚です。

あの時に音を聴いてくれた男の子から折り紙の贈り物をいただきました。真っ赤なリンゴと一緒に!
音が返ってきたように感じました。演奏する側と聞いてくださる側、良いキャッチボールができた後は本当に嬉しい時間が流れます。ありがとう!!!
hatori.jpg折り紙上手ですね。大事に飾ります!!

全く話題が変わって・・・・・
今年はフィンランドから新曲の紹介が相次いでやってきます。今日もラハティのチューバ奏者ハッリさんから1曲紹介がありました。ヨウコからも度々きます。オウルウにいる作曲者からも数曲受け取っています。
さて、これらをどこで演奏するか・・・。
新曲というのは新しい世界をみんなで楽しむ場・・・そうであってほしいし、そういう演奏会にしていきたいと思っている。
指揮者という仕事はかかわる世界が広い!これはとても嬉しいことであり、ありがたいことであり、楽しいことであり、やること満載であと少なくとも5人の自分が必要。
でもそんなに自分がいることは恐ろしくぞっとすることでもあり・・・・

やはり一人でいいや・・・!
こんなにいつもごちゃごちゃ考えている輩が増えると、煩いことこの上ない!
ちっとも生産的でない人間です。ごめんなさい<(_ _)>

明日も神戸でリハーサルです。
学生たちがんばっています。ぜひ来月はたくさんご来場いただけますように・・・

 

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