in 熊本 Kumamoto

18日、19日と熊本交響楽団の皆さんと初リハーサルでした。

羽田から飛行機で。熊本空港から市内は車で40分弱でした。関東よりは暑く、それでも夕方には涼しい風が。

18日の会場では、なんと大ホールで舘野泉先生のリサイタル。サロンコンサートでもお世話になった、平原さんも御出演。ううむ、お目にかかれなかったのが残念。我々は地下にてリハーサルでした。

練習会場に到着すると、懐かしい顔の人が!国立音大の卒業生のハープ奏者。奥田さん。
大阪にお住まいですが、何度か熊響との共演があるということでした。うれしい再会!

18日は6時半から9時半まで。ピアノ協奏曲のオケ練、そしてフィンランディア。
なかなか力のあるオーケストラであることがすぐに判明。
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10時過ぎから初顔合わせの懇親会!オーケストラの役職のある方などご参加くださいました。
さまざまなお仕事をされていながら、長く熊響で演奏活動なさっている皆さんです。
その歴史は私の師匠がウィーンから帰国されてすぐこちらへ客演、という歴史も含みます。

とても素敵な構えのお店で、足を踏み入れるとわくわくします。そして美味しそうな香りがすぐにただよい、
おなかも動きます。七輪焼きをメインに、熊本ならではの美味しいもの数々をいただきました。
野菜焼きもとてもおいしかった。さすがに地のものです。御馳走様でありました!

そして19日はお昼に地元のフリーペーパーの取材を30分ほど。インタビュアーさん、とても慣れていらっしゃいますね、素晴らしい采配に感服でした。実はオーケストラのメンバーの方なのですが・・・・。本業の楽器でもとても潔く素晴らしい音を出します。

13時半から16時半まで弦楽器とハープでのリハーサル。6番は楽譜が特徴があります。
まずは分業でそれぞれの役割と音の意味を明確にしないと、合奏では迷子になります。
弦楽器セクションとしての力がとてもありますね。このオーケストラは。反応が早い。
そしてアンサンブルの力があります。これまでトレーニングを積んでくださった先生方にも深く感謝です。

17時から20時まで合奏。6番と抒情組曲。
多少迷子にもなりましたが、交響曲がほぼ本番のテンポで全体を演奏できたのは素晴らしい!
ここから先のシベリウスの世界をじっくり作ることができます。楽しみです。
今回ももちろんハープはセンターです!

抒情組曲もそれぞれの曲の性格とドラマを明確にすると、素晴らしく色のある音に皆さん変わります。
実は、北欧から一人熊響の皆さんに会いにきてもらいました。
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トロールです。あ・・・・・となりの角が生えているのは旅の仲間のウシ君です。<(_ _)>

鼻が異様に高く、耳が大きく目も大きいのが特徴です。ベルゲンの街にはこのトロールの巨大な銅像?がいます。抒情組曲の4曲目、「小人の行進」と訳されますが、トロールであります。トロールは妖精と言われますが、妖精という言葉のイメージから少し・・・・・・・・・・・離れますね。実際に会っていただいた方が早い!と、北欧から一緒に来てもらいました。

グリーグとシベリウスという北欧プログラムですが、グリーグの抒情性とシベリウスの歌心を両方楽しんでいただけるプログラムだと思います。素敵な本番を目指して、がんばります!

さて明日は8時の飛行機です。ホテルは6時半には出なくては・・・・ということは・・・・・・

おやすみなさい。

さて、この身体がロシアに切り替わるか!!!!

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