この青い表紙の厚い楽譜がまた一冊到着しました。ブライトコプフのシベリウス全集です。
音詩「エン・サガ」の2つのバージョンが収められています。1892年版と1902年改訂の現行版。
冒頭のページですが、少し違うのがわかりますね。1892年版の録音はBISから出ています。
私はこの初稿版の音楽の方が「エン・サガ」の魅力をよりはっきりと語っていると感じます。
現在横浜国大のオーケストラで現行版を取り組んでいます。
来年も別のアマチュアオーケストラで演奏します。いつか1892年版も演奏しましょう!
昨日はフィンランド語のライヤ先生とミーティング。今月お力をお借りする企画があります。
新宿のカフェでしばしお話し。
昨日はとても涼しかった・・・・お店でたくさんお水も頂いて二人とも冷え切ってしまいました
先生のマリメッコの上着、素敵でしたね~。夜には北欧文化協会の例会にご出席とのこと。
山川亜子さんによるサーミ語やサーミ文化のお話しということ・・・・・喉から手が出るほど出席したかったのですが、目の前の山ほどの宿題を思い出して断念・・・・・・。
アイノラ響がこれから取り組む「レンミンカイネン」というお話し、カレワラをそのまま読むのは大変!という方のためにもこちらはお薦めです!
以前にもご紹介しましたが、岩波少年文庫から出版された小泉保先生がまとめられた「カレワラ物語り」です。
一気に読めます。カレワラの全容はこれでつかめますね。ただ、カレワラは原詩の響きやリズムがとても大事だと思うので、原詩とその訳詞に触れてください。作曲家が影響を受けている大本が感じられます。
昨日は「ああ、ビジネスマンがプレゼンに破れるというのはこういうことだな」というような連絡が入って、ちょっとがっかり・落ち込みモードでしたが、明るいライヤ先生とのお話で気持ちも前向きに。
様々な現実的な壁を越えて仕事を成し遂げてゆく力は、月並みですが自分を信じることしかないのだなと
人生半ば、若い頃の勢いとは別の力を蓄積しましょう・・・!
年齢を重ねる折々に「今が正念場だな」と感じてきましたが、おそらく今は人生全体において正念場の季節なのだと感じます。現時点の前後2年ほどが、何かとても大事な時期なのかもしれない・・・。
舵取りを誤ると沈没か!!
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