12日にこの飛行機で札幌に入りました。
関東に比べるとかなり涼しく爽やか、それでも12日はまだ気温が高かった札幌。
夜にはソリストと今回の主催者事務局のみなさんとお目にかかりいろいろ楽しいお話を伺いました。
素晴らしい活動が続いていることが、
よくわかりました。
さて13日は夕刻から芸術の森アートホールにてリハーサル。オーケストラリハーサル前に、コンサートマスターであり、今回のソリストでもある大平さんと打ち合わせ。例の懐かしい写真もお持ちしてひとしきり昔話も。
この場所は、札響のリハーサルでもお世話になっている場所であります。
今回の道民オーケストラは弦楽器の首席をはじめとして数名札響関係者が座ってくださっています。
昔東京のアマチュアオーケストラでご一緒していた人もいます。昨年お世話になった、教育大の卒業生もいます。
交響曲からリハーサル。1番は、本当にアンサンブルが難しいですね。
時間も限られているので、まずは一通り。今回自分は新しいブライトコプフの全集版のスコアを基にしています。パート譜との違いは一覧にしました。クレッシェンド・ディミニュエンドが逆になっている個所もあります。pizzとarcoが違うこともあります。まだまだシベリウスの楽譜の研究はこれからですね。
フィンランディアも現在の楽譜は結構謎が残っています。
Festivoは外の作品とスタイルが明らかに異なって聞こえますね。16世紀のトゥルクの宮廷の様子を描写しています。その背景からはやはりフィンランド語の音楽は生まれませんね。
そして「急流下りの花嫁」。本当になかなかドラマティックなタイトルですが、作品の中身は先日書いたとおり。
この曲が持つ激情をソリストとともに描くこと、明日ソロあわせがあります。
弦楽器も管楽器もよい音を持っています。シベリウスの場合、ある種のスタイルの統一が必要だと思っています。それをベースとして作品の空間を全体で語っていく・・・・どこまで仕上げていけるか、明日も頑張ります!
札幌の空気、良いですね。落ち着きます。
私は西岡に住んでいましたが、もちろんあの辺は当時の面影はゼロ。
真駒内もあの当時、オリンピック関係以外にはほとんど何もなかった・・・・・
子供時代の私にとっては広い広い遊び場でありました。
おてんばなんて言葉では収まらないくらいの暴れん坊でありましたが、その生傷が自分の勲章かなと思っています。
16日のよい響きを目指して、暴れましょう。
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