Tokiosta Nagoyaan ja Oosakaan

10日はいろいろな音を聴いた。
朝から都響のリハーサルを拝聴。理由は明白。シベリウスプログラム、それも「レンミンカイネン」。
本番は大阪にいるため拝聴できないのがわかっていたので、許可をいただいてリハーサルへ。

ラハティ響でこの9年何度となくレンミンカイネン組曲は聴いている。リハーサルにも接していた。
彼らにとっては完全にレパートリーとなっている。その楽譜の見方と響きに慣れてしまっている自分は、
一度そこから離れる必要があると思っていた。来年これを自分で演奏する前に。
リハーサルは、ある部分マエストロの意見を聴く場所。その意見に対してオーケストラがどのように判断し、理解し、ともに作っていくか・・・。その高次元の複雑な会議の様子を見ることは、非常に勉強になる。

明日が演奏会なので詳細は省きますが、特に1曲目と3曲目をどのように今回のマエストロが読んでいらっしゃるか、興味を持ちながら拝見していました。あすを聴ける人がうらやましいです。どのように仕上がってきているか、とても楽しみです。素晴らしいコンサートマスターの元、即座に弦楽器から艶のある表情豊かな物語が作り上げられていく様は、見ていて爽快でしたね。そして余裕のある柔らかな響きの金管セクション。ソリスティックな活躍の場がたくさんの木管セクション。来年の自分の取り組みへも刺激をいただきました。

リハーサル見学の後はすぐに東京駅へ。新幹線で名古屋へ~~~
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目的はこちらでした。
鈴木雅明指揮
名古屋フィルハーモニー交響楽団第360回定期演奏会。

メンデルスゾーン生誕200年記念プログラムです。これは行かないわけにいきません。

ヘブリーデン(フィンガルの洞窟)
交響曲第4番
真夏の夜の夢全曲

フィンガルは新ブライトコプフ版を使用されていました。

交響曲第4番は楽章の間を取らず、一気に4楽章まで演奏

後半は、語りに女優の毬谷友子 ソプラノは柏原奈穂、松井亜希 合唱は愛知県芸女声合唱団

先月N響でも語り入りの全曲を聴いています。この二つの企画、異なることは
・ホールの大きさ、オーケストラのサイズ
・語りのスタイル
・演出のありなし

毬谷さんは、役柄ごとにすべて声を変えての語り。説明口上はできるだけ少なく(原作に近く)、台詞の中に見事に情景と間を作っていかれた。役者の凄みを感じました。私はこの作品はこのタイプのほうが良いと思います。またはスコアの原語ですべて統一していまう。もちろん字幕が必要になりますが。
音楽的な空間をできるだけ大事にしながら、聴衆が音の中に想像力を働かせやすいようにすべてを作りこんでいく。ステージの広さや語りやソリストの立ち位置など、いろいろと工夫が必要な作品だと思うのです。
非常に良い勉強になりました。とても素敵な響きの空間を楽しみました。ありがとうございました!!

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終演後大阪に動いてもよかったのですが、さすがに疲れそう・・・・名古屋泊として、名古屋の味でおなかを満たしました。久しぶりです。名古屋コーチン!おいしかったです。情報ありがとう!!

11日は大阪へ。2時からリハーサル。暑いですね~
相愛の学生たちは集中練習が続いています。音が以前より出ています。そして自信を持って語れるところが増えてきました。ここからが本当の音楽家の勝負です!音でものを言わなくては。作曲者が悩みぬいて書いた音を、演奏者だって悩んで苦労して考え抜いて出していこう!

明日も続きます。

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