七夕・くにたち

kunitachi.jpg大変に久しぶりに国立音大に参りました。
もう季節はすっかり夏で、夏の名物ブラスオルケスター定期演奏会がまもなくというところ。
今年は50回目の記念となる演奏会。
客演指揮に、ブラスオルケスターのモデルでもあるフランスのギャルド吹奏楽団指揮者
フランソワ・ブーランジェさんをお迎えしています。今週は毎日特別練習です。

実は同い年なのですね、ブーランジュさんとは。
現在10代目の楽長として歴史あるギャルドを率いていらっしゃいます。

本日しかリハーサルを拝見できないので、行って参りました。
学生達も頑張っています。久しぶりに国立音大の音を聞きます。やはり彼らは音を持っていますね。
そして達者です。少し前の学生達と比較すると、確実に何かが違う。良い悪いの問題ではなく、物事の吸収のしかたや、アンサンブルでの神経の使い方、楽譜の読み方、聴き方・・・・時代と共に渦巻く情報と共に、様々な経験と共に変化していくのでしょうね。数ヶ月離れただけですが、新鮮な感じを味わいましたね。

ブーランジュさんは非常に丁寧に親切に、そして音楽を大らかに学生達と作り上げようとしていると思います。
学生の自主性や能動的な姿勢を待っているようにも見えます。

今回のプログラム

V.コマス  映画プロヴァンス物語りより 「マルセルの夏」「マルセルのお城」
R.ブートリー 「生きる喜び」
F.シュミット 「ディオニソスの祭り」
H.クリエール「往時の夢」
M.ラヴェル「ダフニスとクロエ」第2組曲
G.ガーシュイン キューバ序曲

ブーランジュさんはお手の物なのだと思います。
学生がそのエッセンスをどこまで感じて盗んで自分のものとしていけるか・・・・・。
ぜひ頑張って欲しいですね。きっとできますよ、皆さんなら。

客観的に聴いていて、やはり痛感するのですね。ハーモニーへのセンス、旋律の中の言語の理解、
その辺を追求しくことが演奏の質の向上になる。ぜひ、がんばってください!

本日は七夕・・・・
笹は飾らなかったけれど、代わりに涼しげなかわいいロウソクをいくつか飾りました。
もうすぐ東京のお盆です~!

大学は2号館が工事していました。てっきり新校舎建築への準備かと思ったら・・・
耐震補強工事だそうです。しっかりと、お願いいたします。
大事な若者達を守ってくださいね!

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