ドヴォルジャークとブラームス

hangurian.JPGドヴォルジャーク(1841-1904)と
      ブラームス(1833-1897)

ブラームスがドヴォルジャークの奨学金授与選考に強い推薦をしたことに対して、
1877年にドヴォルジャークが御礼の手紙を出したことが交流を持つきっかけ。

8才違いの二人は、それ以後音楽的な尊敬の念を持ちながら、
作品の上でも深く関わっていくようです。
その一つの音楽的交流の証が
ブラームスのハンガリー舞曲とドヴォルジャークのスラブ舞曲
ブラームスの全21曲の舞曲の中で、第17番以降の5曲がドヴォルジャークの手による管弦楽編曲。
めったに実演では演奏されませんが・・・・今回この第17番も演奏します。

 

dovorak.JPG

同立交歓演奏会では、
ハンガリー舞曲は10番と17番、
スラブ舞曲は3番と8番の演奏になりますが、
影響の受け方、お互いの特質のようなものが、
面白く出てくるのではと思っています。

メインでは私はドヴォルジャークの交響曲第7番を、
立教のほうは池田さんの指揮でブラームスの第3番。

ドヴォルジャーク、ブラームス、チャイコフスキーは大学生のオーケストラが演奏する三大作曲家と言っても良いほど、特に関西圏では非常に多く演奏されてきている作曲家です。
音楽の様々な側面を描ける楽しさ、ドラマもあり演奏技術も硬軟あわせて多彩です。

ここ2年ほどで急激に学生オーケストラの選曲も変わってきています。選曲委員会から候補曲選考の途中経過を報告受けると「!!!!!」という曲も度々挙がっています。
もちろん「のだめ」ブームもありますが、それ以外に一般的に「隠れた名曲」への志向が高まっていることを感じます。

この演奏会では作曲家としては超がつく有名人ですが、作品はお互いお手軽に手がけられるものではない、ということで気合いが入っていると感じています。

ドヴォルジャークは楽譜についていろいろ悩ませてくれる作曲家でもあり・・・・・
チェコで演奏されている一つのスタイルというものも加わって、どのように楽譜を読むか、
これは指揮者の力を試されていると思っています。

しかし、楽譜が黒い。
シベリウスのスコアからドヴォルジャーク、ブラームスの楽譜に目を転じると別世界です。
音符の隙間の世界が全く違う。
そこにはそれぞれのお国の大気の色や歴史の重さや言葉の響き、民族衣装の色、そして同じように自然豊かな土地でありながら、緑の色と種類が違うこと・・・・そんなものが透けて見えますね。
スコアも絵画です。

こんな音楽的な時間を過ごしている間にも世の中はいろいろと起こっていて・・・

千葉は大丈夫なのだろうか・・
千葉県知事も就任早々いろいろなことが騒がれ、本日は千葉市長まで・・・
きっと実家の前の坂道をず~~~っと下っていって右へ曲がった先の大きな建物の周りは
いま大騒ぎになっているのかな??

つい先日も北欧の社会のクリーンな点、合理的な点、その上で人に優しい点などが特集されている番組がありましたが、あそこに見えていることを日本でも浸透させるためには、一人一人の覚悟が必要だと思います。
美味しいところだけ「いいとこどり」は不可能です。
クリーンな社会を作っているのは国民一人一人の責任感と正義への意識、政治と国民の信頼関係です。
高い税金を払うことも厭わないほど政治の信頼を獲得しないと、現状では難しいでしょう。
「福祉は高水準」「でも税金は安く」「安心の社会を」「でも誰かが守ってね」では、未来へ心配が残ります。

もっとも「お上」があまりにもいい加減なことをしてきたことが21世紀になって白日の下にさらされているので、
国民も怒っているわけですけどね。一方「いい加減なお上」にぶら下がってきた側にも問題もあると思います。
両者とも21世紀は仕切り直し!というところで、「よいくにつくろう」で頑張りましょう。

「1192」は「いい国」と覚えないと大変なことになりますね。先月とある学校の先生から笑い話として教えて貰いました。爆笑です。
しかし、しかし・・・・・・
どうやらこの鎌倉幕府成立の年は最近の教科書では「1185年」になっているそうです。
1192年は源頼朝が征夷大将軍に就いた年であり、幕府の制度を整えたのは1185年であると。
調べたところ「いいはこつくろう」と覚えなさい・・・・ということらしい

 

 

 

 

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