第12回響宴終了

kyoen1.JPG長い一日でした。
東京芸術劇場大ホールで開催された、21世紀の吹奏楽~第12回響宴 終了しました。

ヤマハ吹奏楽団はリハーサルトップバッター。
5団体14曲のリハーサルです。タイトになります。
9時にステージに入り搬入、すばやくセッティングして9時20分頃から音が出せました。

このホールは空の状態のときは、本当によく響きます。
力まずきちんと音にする、それが効果的でしょうか・・・
浜松でのリハーサルからまた一段変化を遂げているバンドの音がありました。

八木澤さんの作品も、名倉さんとのソリストあわせも順調に終わり、10時に終了。
あとは本番の14時30分過ぎを待つばかり。

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他の団体のリハーサルも拝聴。
ウォーミングアップの方法も独特ですね。バンドごとの工夫があるのでしょう。
「吹奏楽」と一口に言っても、サイズ、取り上げる作品の傾向などで本当に多彩な音楽が生まれます。
私は、管弦楽の一つのスタイルとして吹奏楽を捉えています。
正直、あまり壁を作りたくない。吹奏楽は管楽器と打楽器を中心としたアンサンブルという枠で考えます。
まだまだ新しい響きが生まれる可能性大です。

そうそう、海上自衛隊東京音楽隊には、国立音大の卒業生が三人。いずれも女性。
皆さんたくましく美しく大人になっていました!

14時開演。ほとんど満席です。
都立片倉高校(指揮 馬場正英)が4曲を演奏。続いてヤマハ吹奏楽団の登場。

八木澤教示さんの「アルルカンの謝肉祭」から。
満席の効果で響きはかなり変わりましたね。楽団の皆さん集中力が光ります。
短い時間の中に、非常に多彩で深いドラマが盛り込んである作品です。
一瞬も気が抜けません。どんな音になっていたか・・・・後日の録音を楽しみに。

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続いて真島俊夫さんの「大樹の歌」、合わせは2回とステリハのみ。
でもリハーサルを重ねるごとに、どんどん緊密なアンサンブルになってきました。
本番も作品に集中して、バンドとソリストとお互いの音の会話に集中して楽しめました。
素晴らしい響きと音楽を奏でてくださった、マリンビスト名倉誠人さんに拍手です!
そしてソリストとともにしっかりアンサンブルしていたバンドの皆さんにもブラヴォーです!

そして愚か者の私はステージミスを・・・・ごめんなさい。1曲目で作曲者のご紹介を失念です。
こういう不届きなことはいけません。猛省状態であります。
それを気付いたのは2曲目の作品を終わった後でした。
本当に失礼いたしました。

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終演後ヤマハの皆様と記念撮影。
メンバーの皆さんはバスで浜松移動。お疲れ様でした!!

本日5団体14曲は響宴XIIとしてCDが出ます。
ヤマハの演奏の後には
川越奏和奏友会吹奏楽団(指揮 佐藤正人)
神奈川大学吹奏楽部(指揮 小澤俊朗)
海上自衛隊東京音楽隊(指揮 熊崎博幸)

この皆さんの演奏が続きました。
休憩を二回挟んでの盛りだくさんのコンサート。
お客様も吹奏楽関係者が多かったと思いますが、お腹一杯のコンサートだったことでしょう。

作曲という行為が、どのような時間を積んで出来上がるのか・・・・
14人の作曲者の皆さんそれぞれに異なる時間と空間の中から生み出す作品たち。
いろいろなことを思いながら拝聴しました。
管弦楽の世界では、新曲を実際にオーケストラで演奏される機会は少ないものです。
日本の吹奏楽の世界は、毎年新曲初演が国内で数多くなされています。
そこからまた再演があり、いつしかレパートリーとして定着して後世に残る。
そういう歴史を辿って残っていく作品の行く末を音楽家としてともに歩み、見守りたいです。

レセプションでは作曲者や指揮者の皆様と歓談。
これまで演奏してきた作曲者の方々ともお会いできました。
吹奏楽コンクールの課題曲演奏のときにお目にかかっている懐かしい方とも再会。

教育、という分野に深く関わる「吹奏楽」。最も大事な教育だからこそ、携わる我々はきちんと考えて、
未来をにらみながら良い活動を継続していきたいものです。
フレキシブルに、視野を広くもって、そして良い音を!
 

皆様お疲れ様でした。
ヤマハ吹奏楽団の皆様、名倉さんありがとうございました!
八木澤さん、真島さん、作品をありがとうございました!

 

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