今年もまずはシベリウスから始まることとなった。アイノラ響第5回定期演奏会へのリハーサルに向かう。チラシもこれまでと異なり、横長でブラックの濃淡のシックなもの。アイノラ響にはひそかにデザイン方面に強いメンバーが複数いる。
カレリア序曲、エン・サガ、交響曲第5番というオールシベリウスプログラム。交響曲第5番は旗揚げ公演以来の再演となる。カレリア序曲とエン・サガは自分は昨年手がけているが、また新しい発見を楽しみにしてみたい。
この週末のもう一つのリハーサル。アンサンブル・フラン。こちらも公演まで約ひと月を残すのみとなってしまった。
今年メモリアルイヤーであるプッチーニ、そしてイタリアからもう一人、ニーノ・ロータ。お隣フランスからドビュッシー。ラテン気質の皆さんの音符は本当に雄弁で勢いがあり、心の内をダイレクトに語りつくす。
弦楽合奏へのアレンジをお願いした北方寛丈さん編ドビュッシーとサティの楽譜。緻密でアイディアに富み、とにかく面白い。愛知県芸のご縁。
昨年の忙殺状態からは少し解放される今年、落ち着いて向き合いたい作品がたくさんある。大事な年となるだろう。無駄にはできない日々。
お正月は終わった。
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